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契約作品 連載中 長編 現代世界 / 冒険・バトル

非殺の水銀弾 過保護な義姉が神殺しだと知った日、僕は神様になりました

イラスト:葉山えいし/rioka
公開日時:2020年10月30日(金) 20:26更新日時:2022年8月24日(水) 00:00
話数:146文字数:561,538
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3
作品評価
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あらすじ

義理の姉と平穏な二人暮らしをしていた高校生、神楽坂みなとは冬休み前にとある“事件”に巻き込まれ、裏社会で9億円の懸賞金がかけられる。

それは彼の持つ特異で希少な性質によるものであり、金目当てにみなとの暗殺を計画する者もいれば、人体解剖や売買に利用しようとする者もいた。

 

しかし、たった一人は違った。

みなとの姉、神楽坂結奈だけは自分のすべてを差し出しても弟を守ると誓い、生涯隠し続けていた素性を明かした。

 

神楽坂結奈は『神殺し』である。

そして神楽坂みなとは『半神半人』である。

神殺しと神の姉弟は、平穏だった日常から怪異の蔓延る非日常へ巻き込まれていく。

 

※「044 禁忌の受肉」から挿絵がrioka様になります。

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全てのレビュー

daidroid
daidroid 投稿日:2月17日 更新日:2月17日

第1章まで拝読しました。

物語にはあまり触れずにレビューするなら、中々、調べられ、丁寧に構成された作品です。

異能や伝承の類の話は多岐に渡っており、調べた情報や考察と言う名の現代情報をこの作品に上手く還元して構築出来ていると考えます。

 

異能でありながら、しっかりと現代の基盤を損わず、作品を展開しているのは上手いです。

まさに2004年代に連載されていた”風のスティグマ”を現代風にリファインドして、最適化された様な構成です。

 

更に主人公のみなと君は、平凡な様に見えて、物語を読むと筋の通った良いキャラクター性をしており、今のところキャラが一貫しているので違和感や不快感はなく、その精神の在り方は平凡でありながら高潔であり、人間らしい高慢な類もなく、その点、俗人ではない人間性がよく描けており、その性格故に半神になった事への理由付けもしっかりしています。

 

義理の姉のみなと君への禁断とも思える淡いヤンデレらしさもまた、魅力であり、中々、王道的に兄弟愛が構成されているのもまた、魅力の作品です。

1人の読者がこれを役に立ったと思っています
sk s
sk 投稿日:4月16日

とても面白くて、電車の中で読むのが楽しみでした。続きを楽しみにしています。

2人の読者がこれを役に立ったと思っています
優斗
優斗 投稿日:1月9日

本気で誰かを守る誰かのために守るこの作品は本当に心に刺さる作品!今まで色んな小説を読んできたけど本当にこの作品は読みやすくて尚且つ作者の世界観がわかる作品!これは見ないと損!後は恋愛ものだから「え…」っていう人でもかなり読みやすいと思う!

2人の読者がこれを役に立ったと思っています