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猫と革命のディストピア ー令和維新前夜ー

公開日時:2020年11月20日(金) 19:26更新日時:2020年12月8日(火) 18:23
話数:10文字数:28,538
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あらすじ

ちくねこだん2045の外伝です。反管理局組織の指導者、剣乃征大やその仲間たちの若き頃を描きます。今だコロナの収まらぬ混乱した世界の中、国家転覆をはかる彼らの【計画】は成功するでしょうか?

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高宮零司
高宮零司 投稿日:11月27日 更新日:11月27日

アフターコロナを描く、革命とテロル、そして恋の物語。

ただし雰囲気は令和というより昭和。

史実でもそうだったが(チェ・ゲバラとかイケメンよな)、革命家はモテるのだ。

マクロスばりの三角関係もむべなるかな(そんな単純ではありませんが)。

 

この小説の中でも触れられてはいるが、作中も(現実世界も)世は右と左の全体主義台頭の危機のさなかにある。

Chinaがデジタル共産主義による世界覇権を推し進め、アメリカがバイデン政権によって孤立主義的傾向を強める、そして日本は減税一つまともにできない自民一弱政権、という世界の流れをうまく掬い取った作品と言えるのでは。

2人の読者がこれを役に立ったと思っています