第一章 邂逅
第二章 兄弟
第三章 修行
第四章 奇縁
第五章 失恋
第六章 主命
第七章 子供
第八章 足利
第九章 苦悩
第十章 起源
第十一章 朝倉
第十二章 自家
第十三章 問答
第十四章 出世
第十五章 旅行
第十六章 喪失
第十七章 後妻
第十八章 武田
第十九章 門出
第二十章 僧侶
第二十一章 紀州
第二十二章 上杉
第二十三章 播磨
第二十四章 策略
第二十五章 交流
第二十六章 転変
第二十七章 柴田
第二十八章 徳川
第二十九章 終活
最終章 夢幻
この世が乱れ、国同士が戦う、戦国乱世。
記憶を失くした優しいだけの少年、雲之介(くものすけ)と元今川家の陪々臣(ばいばいしん)で浪人の木下藤吉郎が出会い、二人は尾張の大うつけ、織田信長の元へと足を運ぶ。織田家に仕官した雲之介はやがて内政の才を発揮し、二人の主君にとって無くてはならぬ存在へとなる。
これは、優しさを武器に二人の主君を天下人へと導いた少年の物語
※架空戦記です。史実で死ぬはずの人物が生存したり、歴史が早く進む可能性があります