【全編完結!】
俺は純文学作家「田中ウメ」の担当編集「鈴木宗次郎」だ。
ウメは高校生の時、史上最年少で文学賞を受賞、きら星のような文壇デビューを果たしたが、彗星のごとく速さで急落下。
新作「塩キャラメルの憂鬱」は僅か500冊しか売れなかった。
彼女の武器である人物描写を活かし、ラノベ作家転向を勧めるものの、偏見があってなかなか首を縦に振らない。
打開策の為、坂口安吾全集をエサに秋葉原へ連行し、ある人物を紹介するが、間違ってラノベ界の大御所作家にケンカを吹っかけてしまう始末。
ラノベ作家への転向初日から大ピンチに陥るが……。
元不良編集者と元純文学作家がライトノベル界を震撼させるお仕事コメディ!