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死を失い、恋い焦がれる。 永遠の生を得て、墜ちていく。

公開日時:2020年9月1日(火) 07:00更新日時:2020年10月17日(土) 05:53
話数:13文字数:19,398
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あらすじ

永遠に生きる私達は、罪を犯す。

 

ー死は罪です。死は罪です。死は罪です。

 

この世界から逃げ出せることを願いながら。

 

ー自殺は罪です。自殺は罪です。自殺は罪です。

 

扉絵:神望喜利彦山人様(@kirihiko_)

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堅洲 斗支夜
堅洲 斗支夜 投稿日:5月3日

死が絶対悪として忌避され、回避されるようになってしまった世界でのお話。

 しかし、結局のところ死無くして生は完結を見ないと思われ、うっすらと言語化された未完の生のストレスが登場人物たちを苛む。

 この背景が女の子たちの百合関係をより希求感のあるものにしているため、枯れてなお水を求めるドライフラワーのような切なさが強められている。

 しかし、それを特に壮大な悲劇にはしないで、女の子たちの日常の生の日々のすぐ陰にある死を、退廃しているのに散る花の美しさを思わせるような空気感で表現された作品。

 

 決して長くはないので、ぜひ一度読んでみて欲しい。

1人の読者がこれを役に立ったと思っています
松竹梅竹松
松竹梅竹松 投稿日:9月4日

テーマ的に目新しさはありませんが、その分登場人物たちの現代とは違う価値観、行動がとても魅力的に描かれていました。特に登場人物たちの会話がディストピア観のある世界でありながらとても日常的で、そのギャップに心惹かれること間違いなしです。

2人の読者がこれを役に立ったと思っています