ヒトの目が届かぬ闇が、現代よりはるかに多く存在していた時代。
その闇に多くの神秘は蔓延り、それが人の世を脅かすことも少なくなかった時代。
その時代に一人の少年は生を受ける――。
その名を――、蘆屋兵衛道満(あしやのひょうえみちたる)。
後に蘆屋道満(あしやどうまん)――、道摩法師を名乗る者であった。
※ 参考:芦屋道満大内鑑