・フィーネ=アルバス
首都の東の方にあるアル村から出てきた少女。金髪に琥珀の目をした小柄な十七歳。
祓魔の力『聖輝力』の才能を持ち、『聖女』の称号で呼ばれる悪霊祓いの天才。
国の英雄として世間から絶大な人気を誇っている。
ただし、素のフィーネはオバケが怖くて夜にトイレにも行けない子。
夜の墓場や廃墟に通う生活が正直めっちゃしんどい。
こんな仕事が一生続くと想像した夜には、故郷のユーリを思いながら枕を抱きしめて泣く。
ユーリとは生まれた時からの幼馴染。
ケーキの上のベリーは最後に食べる派。悪ガキにとられた時はユーリがくれる。
・ユーリ=カタギリ
首都の東の方にあるアル村から出てきた青年。黒目黒髪の十九歳。
実家は農家だが起源をはるか東方に持ち、その名残として『刀<カタナ>』という武器やそれについての逸話が少し伝わっている。
ユーリはフィーネの隣に立つためにそれを継承し、訓練を続けてきた。
立派な社会人を目指すだいぶ真面目な性格。
上司のダジャレに「とても面白いですね」と真顔で即答できるくらい真面目。
フィーネとは実家が近所で幼馴染。
ケーキの上のベリーは最初に食べる派。フィーネのが誰かにとられる心配がなくなってから食べ始める。
途中で口直しに食べる派です
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