Prolog
新しい足をもって少年はフィールドに立つ
誰にも何にも負けたくない
この恋心をボールにのせて
突撃! 初試合!
VSライドル
彼女は宇佐美の隣に座る
選ぶ時
結束の秋、激闘は次節へ
外伝
冬、逆境へ
新シーズンの始まりは静かに
東の話
スプリングランド予選
ラフトボール、それはラガーマシンと呼ばれる巨大ロボ、それを使って行われるアメフトやラグビーに似た競技。
右足不随の少年、上原宇佐美はふらっと立ち寄ったテックボール展覧会で、とあるラガーマシンに出会う。
そして翌日の試乗会、そこでラガーマシンに搭乗した彼は、テックボーラーの道を歩く事を決める。
これは後に、炎のランニングバックと呼ばれるテックボーラー、そしてそれを取り巻く周囲の人々の物語である。
プロジェクトアニマ金賞作