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この満ち足りた匣庭の中で 一章―Demon of miniature garden― 【ゴーストサーガ】 匣庭は繰り返す。連続殺人ホラーミステリ、出題篇

公開日時:2020年9月30日(水) 20:35更新日時:2020年11月10日(火) 22:58
話数:79文字数:201,328
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あらすじ

出題篇PV:https://www.youtube.com/watch?v=1mjjf9TY6Io

 

――鬼の伝承に準えた、血も凍る連続殺人事件の謎を追え。

 

『満ち足りた暮らし』をコンセプトとして発展を遂げてきたニュータウン、満生台。

巨大な医療センターの設立を機に人口は増加していき、世間からの注目も集まり始めていた。

更なる発展を目指し、電波塔建設の計画が進められていくが、一部の地元住民からは反対の声も上がる。

曰く、満生台には古くより三匹の鬼が住み、悪事を働いた者は祟られるという。

 

医療センターの闇、三鬼村の伝承、赤い眼の少女。

月面反射通信、電磁波問題、ゼロ磁場。

ストロベリームーン、バイオタイド理論、ルナティック……。

 

ささやかな箱庭は、少しずつ、けれど確実に壊れていく。

伝承にある満月の日は、もうすぐそこまで迫っていた――。