身分差の作品一覧

　小国の次期女王であるユスティーナ・エングフェルトは、ロックミュージックを好んでいる。 　彼女の国では未だロックミュージックに馴染みがない。高身長、気配り上手、仕事が出来るの三拍子が揃った執事のルイだけが仲間だ。 　ルイは王族に引き取られ、ユスティーナと兄妹同様に育ってきたが、次第にユスティーナを女性として意識するようになる。 　気の強い妹のソフィアは、二人の聴く音楽を非難しつつも、許婚のレオナルドよりもルイに好意を示していた。 　ある日、国民の悩みを解決するため、ユスティーナは曲を作ることになった。 『ユスティーナの中には音楽があった。かすかにだが鳴っている音楽を口ずさんでみる』 　曲作りを重ねるにつれて、彼女の音楽の才能が開花していく物語。 　……そして、おしとやかを装ったお天馬お姫さまと理性的執事、ツンデレ妹とツンデレ許婚王子が、もだもだ恋愛していく物語。

ある日の帰り道で、ギターで音色を奏でるその方と遭遇する。 その方のギターの音色に何故か心が引かれ始め、毎日足を止めて聴くようになっていく。 次第にその方が奏でる音に惹かれたのか、あの方に惹かれていたのかと考える様になっていく。 だが、ある日突然その方が姿を現さなくなってしまうのだった。

「そんな顔されたら紳士でいられなくなるだろ？」 出逢いは人身売買オークションだった。 九歳上の貴族テオバルトに買われた娘は「ミミ」と名付けられ、溺愛される。 最初は反発するミミだったが次第に彼に惹かれていき、やがて初めて同じベッドで眠ることに──。

とある時代のとある大陸に，『レーセル帝国』という大きな国がありました。 皇帝イヴァンが統治していた時代に，とても仲のいい幼なじみの男女三人がいました。デニス，ジョン，そして……皇帝イヴァンの一人娘・リディア。リディアはこの国唯一の皇女であり，次期皇帝でもありました。 成長して十八歳になった三人。リディアは父であるイヴァンが留守の間は立派に城を守り，デニスは彼女に近衛兵として仕え，ジョンも帝国兵になり，帝国一の大剣使いとしてリディア姫に仕えていました。 リディア姫とデニスはお互いに素直になれないものの，惹かれ合っていました。そしてジョンも，リディアに密かな想いを寄せていました……。 主である自分に対して横柄な態度を改めようとしないデニスと，生真面目に忠誠を誓うジョン。果たして，皇女リディアはどちらを未来の夫として選ぶのでしょうか……？

聖女としての加護を失ったフローレンスは、王子をたぶらかした魔女として、処刑されそうになる。 足元から近づいてくる火に、見物人の好奇の目。 火の勢いに比例するように、周りからの声も熱を帯びる。 「殺しちまえ〜！」 「天罰だ！」 「やめて私は何もしていない！　策略にはめられただけなの！」　 そんな中、彼女の悲痛な叫びは天に木霊する。

“ 悪役令嬢と十三霊の神々 ” シリーズの読み切り短編です。 本編で救世主になる少年と、生贄として神様に白羽の矢を立てられた少女の、優しく切ない恋の始まりの物語。 ↓ シリーズ作品のご案内 ↓ https://velvet-kazakiri.ssl-lolipop.jp/kaza/dezel/

タイトル通りのお話です。 ※同様の作品を小説家になろう様、カクヨム様でも投稿しています。

身分差の恋

ふたりだけの授業が開かれた。 ふたりしかいない世界。 わたしはこの子と子作りをする。 15歳の男子中学生と30手前の女教師。 状況が、世界が、わたしを狂わせる。 ―――――――――――――――――――― 他サイトでも重複掲載。 https://shimonomori.art.blog/2021/06/25/ambitious/ ※本作は横書き基準です。 １行23文字程度で改行しています。

鬼族であるファレミィ20歳は頭に角を二本生やしており、 本当に鬼族であるのですけど、そんなファレミィは メガネが良く似合う女性でもあるのです。