終末世界の作品一覧

1999年、4月。 世界中で発生した『アンチ・ワールド』と呼ばれる謎の反物質空間が、世界の「形」を変えた。 時空は歪み、人々の暮らしや日常は失われ、物質は反物質の闇の中へと葬り去られようとしていた。 たった１つの「時間」と、——「空間」を除いて。 世界が無秩序な原子の海に呑まれようとしている中、物質と反物質の境界線上に残った新都市、グラウンド・ゼロでは、「最後の人間たち」と呼ばれる特殊能力者たちが、独自の文明と発展を遂げて生活していた。 反物質を操る“イノセント”と呼ばれる怪物たち。 アンチフィールドと呼ばれる『黒点エネルギー』が街を汚染する中、人々は戦う。 かつて世界を覆っていた確かな時空と、——広大な「空」を追い求め。

　——海が消え、雲が消え、僅かな水が残るだけの世界の事。 　明日への希望も無く、乾いた日々を送っていた少女ヴァルカは、狩りに出かけたある日に運命と出会う。 　世界でたった一人、『雨男』と呼ばれる男——かつては水の溢れていた荒野を旅する、旅人と。 　彼と話をして、時間を過ごしていく中で、少女は男に惹かれていく。 　そして翌朝。降りしきる雨の中で旅についていきたいと懇願したヴァルカに、男——アトラスは手を差し伸べた。 　今は亡き水のある世界を目指し、多くの出会いと数多の試練を超えた先に彼らを待ち受ける、乾いた世界の真実。 　そして、旅路に果てに見つけた、本当に大切なものとは—— 《不定期更新・他サイトにも投稿しています》

人の目はない 何もないこの世界 彼女と形容するそれは この世界に何を見るのか

廃退世界で少女と一緒にサバイバル！ 完結済みを載せてくので未完のままにはなりません。（約２５万文字） ★ゾンビになった俺と少女で終末世界を生き抜く物語。 第一幕〜少女と二人でサバイバル〜 俺は体験した現実を小説に書きながら少女の為に安定の地を捜しだすが、はたして安定の地はあるのか？ 第二幕〜少女の小説と謎解明〜 生殺与奪のバトルロワイヤルから勝ち残れるか？ 少女が小説を書く。果たして未来はそうなるのか？ 約25万文字（中編作品）です。 2020.9.15スタート 2021.5.2本章完結。

（本作でノベリズムさんから【ほのぼのしました賞】いただきました！ありがとうございました） このくそったれ終末世界の片隅にある商店街。 そこでひっそり店を構える『ナンデモ屋』の主人である俺……もとい、『デモヤ』のもとに妙ちきりんな依頼者が飛び込んできやがった。 金髪セーラー服に馬鹿でっけぇゴーグル姿の少女は、この町で有名な『ニノミヤ邸』にまつわる仕事を持ってきたって言うんだが……。 解決すりゃあ大金が手に入るらしい。この話、信じていいんだろうな？ と、まぁ、とりあえずだ。 これは、終末世界の商店街で巻き起こる、俺とジェイの出会いの物語だ。

新種のウイルスが世界を襲った現代で、親子は、姉弟は、幼馴染は、それぞれのドラマを描いていく。