一途な愛の作品一覧

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連載中 長編
俺の名前は、結城陽太。高校一年生。 俺には一つ年上の姉、結城琴葉という名の姉がいる。 二年生にして、学生会長というだけでなく、美人で頭もよく人当りも良いし、弟の俺が言うのも何だが、本当によく出来た姉だと思う。 ――が、こんな自慢の姉にも、一つだけどうしようもない問題ってやつがあって……。 その、何というか、俺の事を好きすぎて困っているとでも言えばよいのか……。 え? 自慢してるのかって? いや、違う違う! まぁ、こう書くとタダのブラコン気味のお姉ちゃんに聞こえるだけで、羨ましがられることも度々だが……。 問題は、その好意ってのが、常軌を逸しているというか、本気で俺との結婚まで考えているってことなんだよなぁ……。 今までも酷かったが、高校へ入学したあたりから更にソレに拍車がかかったというか……。 日々猛烈なアタックをしてくるんだからもう大変! それこそ犯罪スレスレ、否、明らかな犯罪行為に手を染めてまでも俺を手に入れようと虎視眈々とありとあらゆる方法で迫ってきやがる。 果たして、俺はこのまま琴姉の思惑通り、姉のモノになってしまうのか⁉ この物語は、俺の自由をかけた言わば戦争の記録である! ヒロインはあくまで、姉なのか⁉ はたまた、姉はあくまで姉なのか⁉  ヤンデレ気味な姉に、これでもかと愛されまくる弟の学園生活♪ 是非、ご賞味あれ♪
公開日時:2021年5月12日(水) 21:50 更新日時:2021年5月18日(火) 05:52
話数:4文字数:20,324 ポイント0
──きみが、わたしの生きる理由になってくれるの?
退会したユーザー
連載中 長編
ここは高校の屋上。 わたしは飛び降りようとしていた。 2週間前、お母さんが事故で亡くなった。 お父さんはしばらくわたしと呆然としていたけれど、わたしのために働いている……がむしゃらに、お母さんのことを思い出したくないかのように。 お父さんは、日に日に衰えている。 生きる意味がわからなくなった。 今のままではお父さんに迷惑をかけるだけ。 だから……もういいんだ。 さようなら。 ─── 私が飛び降りようとしたとき。 「ねえ! 待ってよ」 声をかけてくれたのは、クラスメイトだけど話したこともなかった男子。 「話し相手がほしいんだ」 「ねえねえ、遊びにいかない?」 最初は困惑していたけれど、その子は自然に友達になっていた。 そして。 「ねえ、実はね、僕……君のこと」 ─── 生きる意味を見失っている主人公と、それを静かに支えようと一途に尽くす一人の男子。 重すぎる愛が、ふたりの間で次第に育まれていく……
公開日時:2020年12月19日(土) 20:30 更新日時:2020年12月19日(土) 20:30
話数:1文字数:1,649 ポイント0