連載中 長編 異世界 / 恋愛

悪役令嬢は凄腕スナイパー【連載版】 「たとえ私に破滅の道しかなくとも、この国だけは護ってみせる」

公開日時:2021年7月1日(木) 21:05更新日時:2022年8月19日(金) 21:05
話数:154文字数:342,295
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あらすじ

乙女ゲームの悪役令嬢であるエリヌス・ラマウィは、聖アーテル学園に通う公爵令嬢。

ある夜、自身が悪役令嬢だと聞かされる。同時に自身がメインのエンディングである、バッドエンディングを迎えさせなければ、国が亡ぶとも聞かされる。

悪役令嬢というものに、ピンと来なかった彼女ではあったが、国の存亡がかかっているならばと、悪役であることを受け入れた。

 

だが、悪役令嬢であるという昼の顔とは別に、彼女はスナイパーという夜の顔を持つ。

人々に「鉄の死神」と呼ばれ恐れられるスナイパーは、私腹を肥やし、人々を苦しめる商人や貴族を屠る。

それは彼女の国の行く末を想う気持ち。そして彼女に与えられた、特別な力がなせる業だった。

彼女のスキル、それは「必中」だった。なんであっても、必ず対象に当てることができる能力。

銃という別世界の武器は、非力であっても命中さえすれば、対象を死に至らしめる。

ふたつの「特別」が合わさった時、彼女は誰も止められぬスナイパーへと変化した。

 

しかし、彼女は気付いていなかった。

彼女の持つ「必中」のスキルは、人々の心さえ射止めていることに。

 

◇この作品は、小説家になろうでも掲載しています◇

 

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