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ハコブネのことづけ 仮想空間で生きる我々に価値はあるか

公開日時:2022年8月25日(木) 21:10更新日時:2022年8月25日(木) 21:10
話数:4文字数:31,080
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あらすじ

2049年。人類は、VR空間ハコブネと呼ばれる架空の町で暮らしている。

働く必要もなく、食い扶持にも困らないハコブネで、人の価値は財力や腕力ではなく人格になっていた。

2020年代以降の記憶を持たない青年、ハトヤマは、ハコブネの治安管理を行う組織LiVLAの管理人、クソガキという少女に出逢う。

右も左もわからないハコブネで、ハトヤマは現在の人の価値観を目の当たりにする。