『小説家になろう』でも大変なポイントを記録した、有名な『トロッコ問題』モチーフのミステリー。
『トロッコ問題』とは、対立する『功利』と『義務』の問題に対して、葛藤の末に我々の出す答えは人によりだいぶ意見が割れる事となる、倫理学上の課題にして問題の事。
この短編は、まさにそんな倫理学上の問題をはらむ出来事に直面した主人公が、だからこそその考えを迂闊には示せない判断が迫られる。
果たしてその真相と結末は?
長い物語ではないので、ぜひ読んで確かめてほしい。