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「わたし、お宮のダンジョンを攻略する!」
月の宮の聖女である月乃は16歳。Lv8。
典型的な箱入り娘である月乃は、お宮の庭園が好きだった。
四季で移ろう花々の顔ぶれ。
時間帯で現れる木漏れ日の神秘スポット。
訪れる動物達のすみか。
庭園のことは何でも知っていた月乃がある日、祠の奥に適正Lv40の秘密のダンジョンを見つける。
15歳で成人する者たちの平均lv40と同じ「大人である」ことが挑戦条件のダンジョン。
聖女のステータス補正の上にのんびり構えて慎ましく生きていた月乃は、過保護な周囲の反対を押し切ってレベル上げの旅にでることに……!
月乃の目的地である、鬼の国。
その弔者ギルドに所属している雅日は、VRMMO御伽世界譚によく似る異世界に転生してきた元ゲーマーだった。
心の理に精通し、操る賢者クラス
突き詰めた武の道理から近接戦を制する侍クラス
二つのクラスを意のままにする彼は
報われなかった感情を弔う《弔者》という仕事を通して、人生をかけた〝目的〟のためにひたすら研鑽を重ねていた。
「俺の仕事はダンジョンの床なめ掃除屋を量産することじゃない。レベルが高くなっただけの大人になろうとするな」
「うっ……楽したいのバレてるし、正論過ぎてぐぅの音も出ないっ」
価値観も身長も凸凹な二人は、自分とは違う生き方に少しずつ惹かれてゆき――。
低Lv聖女×高Lv侍賢者が送る異世界✕恋愛=最高の冒険譚 がここに説かれる!
(ノベルアップとなろうでも公開予定です)
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