仮想世界に創られた、人々の願望を具現化した空間――『虚構』。
人が虚構内で絶望するとき、その場所は『カオスフィールド』へと変異する。
虚構調律師であるクモキリの仕事は、カオスフィールドと化した虚構を調律し、元の姿へ戻す事。
自らも芸術としての虚構創りに取り組む彼は、人々が創る虚構と、その果てにある絶望を見て何を思うのか。
現実と仮想、二つの世界が彼に生き方を問い始める。
(縦組み・行間調整推奨)
こういうのありそうで無かったよね。メンタル系?SF?
序盤説明臭かったけど、そんなに難解では無い印象。
文章は読みやすいけど行間空けてほしい。作者のこだわり?
自分は割と好きでした。
仮想世界にダイブ出来ることが当たり前になった世界。
虚構調律師として仮想世界で仕事をするクモキリ。
仮想世界で死を迎えた人々から溢れ出すカオスを消す仕事を請け負ったクモキリ。
独特の用語や武器が出て来ます。
そして、クモキリの住む現実世界は街に人の姿はまばらで、現在のコロナ過の未来の世界を彷彿とさせられてしまいます。
是非是非是非‼️ 読んで下さい‼️