AIが人を愛する、または人がAIを愛することは許されるだろうか。
ある時、人をベースに開発された人工体で動く感情を持ったAIと人間が愛し合い、子を授かった。そうして人類、AI、人類とAIの子孫、この3種の高知能生命が生きる世界が誕生した。
しかしある日、神が作り出した『最終戦争』という名の異なる生命間での戦争により、そんな世界は終わりを迎えた。人類とAIは皆死に、子である人類とAIの子孫のみが、新たな世界で新たな最も繁栄する生命として暮らすことになった。
それから200年が経った世界で突如目が覚めた主人公は、未知なる世界を冒険し、のちに来たるべき主人公を苦しめることになる新たな戦いに向け、強くなることを誓う。
これは、とある少年が幸せを紡ぐ、大長編物語。