公開日時:2020年9月3日(木) 13:39更新日時:2020年9月3日(木) 13:39
話数:1文字数:9,370
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あらすじ

天馳使いの神語り時は神代、秋津と呼ばれる神の島。

素戔嗚大神(すさのおおおかみ)の血を引く少年、大巳貴は、腹違いの兄たちから謂れのない迫害を受け、何度も死の危機に瀕していた。

せめて別の地で生き延びよと母に逃がされたが、追手は途切れない。森で力尽き、兄たちの手にかかるよりはと自害を決意した大巳貴を止めたのは、この地の神、大屋毘古(おおやびこ)だった。

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誰得なんちゃって日本神話。◆古事記一のいじめられっ子にして色男、大己貴(おおなむち)のお話。ベースは『大国主の根の國訪問』。因幡の白兎の後、兄神たちから逃れて、素戔嗚様を訪ねる話です。元を知らなくても大丈夫ですが、少し知っておられると、「……こんな話だったっけ!?」と楽しめると思います(こら)。