諸レーベルを渡り歩き、実話怪談を執筆する男・・・松岡真事、ノベリズムに出没‼
今回の小品集は一味違う。何と400字詰め原稿用紙一枚以内に収まる超短編49話により成る、「直ぐに読めて直ぐに怖い」を売りとした本格実話だ‼
抜けば玉散るかの如き恐怖の連続。興味本位で読んでしまったあなたの心は、暗闇の奥から繰り出される凶刃の切れ味を体感することになる!
読了後、じっと手を見て御覧なさい。ほら、何処かからポタリと滴り落ちた、その真っ赤な液体は あなたの――
日常の中にするりと入り込む恐怖。
それはまるで、わんこそばの如く。
幾ら背筋が凍れど、読むのがやめられない止まらない逃げられない。
そして千にも満たぬ言の葉たちが、読者の心を斬っていく──。
隙間時間で読める文章量。
でも、それで済ませるにはもったいない「切れ味」を持つ短編ホラー集。
ぜひ縦書きモードにしてじっくり味わって頂きたい。
確実に横書きより「雰囲気」が出ますよ。