退会したユーザーさんの作品レビュー

ある相場師の手記
連載中 長編
 この手記の筆者も、この手記そのものも、むろん架空のものである。にもかかわらず、昨今の創作界隈を見てみると、このような人物は、今の社会に存在しうるのみならず、むしろ存在するのが当然なようにも思える。  僕は、いわゆる拗(こじ)らせた人間の持つ性格の一つを、皆さんの面前へ引きだしてみようと思った。それは今だに、株クラスタや、創作界隈の人間によくみられる、典型的な人物像であるとすら言えると思うからだ。 『相場師の手記』と題する最初の断章において、彼は自分の主義主張を述べ、自分のような人物が現われた理由、否、現れなければならなかった理由について、説明しようと欲している。そして、次の断章においては、彼の妄想が生み出したある少女について叙述した、本当の『手記』が始まるのである。
公開日時:2023年6月7日(水) 02:54 更新日時:2024年12月29日(日) 05:31
話数:11文字数:27,026 ポイント1,911.6
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退会したユーザー 投稿日:6月26日 更新日:6月26日

第一章読了時レビューです。

 

絶望の最果てに発見する中毒性恍惚感。

それはとても気持ちいい。

歓喜と絶望は双子だから。

そしてその中毒の理由を

作家さんは

ただボンヤリと生きているのが、退屈で堪らなかった。からだ。

と結ぶ。これは…

軽く衝撃でした(作家さんの意図と違う見方をしているかもですが(・_・;)

 

私を含むサイレントマイノリティ達へ向けた偉大なる讃歌。自分に授かったものを極めろ。

自分が惹かれるものから逃げるな。

想像性こそが運命。

運命と共に歩め

(オリジナリティを手放すな。

評価や常識や識者の方法論の中に真実など無い)

稚拙な言葉ではありますが

私にはこのようなメッセージとして

響きました(妄想)。

 

この作品は本物の作家さんになり得る

あなた様に向けて書かれた

アケミさん渾身の作品です。

この作品があなた様の軌跡となりますよう。

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