連載中 長編 異世界 / 日常

ゲームが終わった後の冒険譚 ~駆け出し冒険者と、トンチンカンな召喚者達~ 僕等から見たゲーム内世界は何度も語った。では、その逆を語ってみよう。

イラスト:ゲームの中では味わえない、泥臭い冒険の物語
公開日時:2023年5月10日(水) 07:50更新日時:2024年3月13日(水) 06:16
話数:26文字数:244,298
ページビュー
116
ポイント
0
ブックマーク
0
レビュー
0
作品評価
N/A

あらすじ

 『ドラゴン・ザ・ドゥーム』

 そのオンラインゲームのサービス終了と共に彼等も消滅する筈だった……

 思いもかけず召喚され辿り着いた新たな世界で、4人のアバター達は冒険の続きを夢見る。

 だが……彼等にはゲームの中の知識しかない!!

 

〈巨大忍者・東風(トンプウ)〉

 「これは失礼しました。てっきりNPCかと勘違いしておりましたもので」

 

〈悪ふざけジジイ・べべ王〉

 「HPも減ってないのになんで飯を食う必要があるんじゃ?」

 

〈武道マニアの女戦士・イザネ〉

 「寝る?睡眠魔法もかけられてないのになんで自分から寝る必要があるんだよ?!」

 

〈直情型魔法使い・大上 段(ダイジョウ ダン)〉

 「傷なんて、宿屋に泊まればすぐに治るだろ。一瞬で」

 

 

 彼等の案内役は、この世界の駆け出し冒険者……

 

〈負けず嫌いのマジックアーチャー・カイル〉

 「俺の話を真面目に聞けーー!漏らしても知らんぞーーっ!!」

 

 

 四人はまだ知らない。

 なぜこの世界に自分達が呼ばれたのかを……

 

『この世界は我々選ばれし血族が富を奪い合うゲームの舞台……召喚勇者など我等の駒に過ぎぬ。

 プレイヤーの思い通りにならぬ駒は不要なのだ……』

 

 

 これは、彼等の終わった筈の冒険の続きと、彼等によって翻弄される一人の家出少年を描いた物語である。

 

  ~消えゆきし世界とそこに住まう数多のアバター達に捧ぐ~

コメント