序章 婚星の路
第1章 悪夢の檻
鉄の棘を冠した館の中には、
水と緑の豊かな庭園が広がる。
食堂では城で饗されるような
豪華な料理が豊富に供され、
大きな浴場には花びらが浮き、
個室には風呂が備わっている。
戦争の末に見た、悪夢の続きに漂う。
今日も庭にハンドベルの音が響き、
蝶が番を求めて舞い、星鳥が噂話を囀る。
赤土の丘に建つ『夜の館』には、
幾人もの男が出入りをし、
幾人もの女が生活を共にする。
わたしは仕事を与えられ、
金髪の少女の背中を追った。
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孤児となって生き延びた王女と、
娼館で暮らす美しき少女たちの物語。
※本作はフィクションです。
※対象年齢は15歳以上(R-15)です。
作中には悪感を与える表現が含まれます。
あらかじめご理解をお願いします。
※残酷描写・暴力・未成年者の飲酒・
売春などの表現が含まれます。
※法律・法令に反する行為を
容認・推奨するものではありません。
※ルビ(ふりがな)・挿し絵・記章無しver.