魔性の泪 生と死の問いかけを重ねた先に待ち受けるものは何か。

退会したユーザー ?
退会したユーザー
公開日時:2021年12月25日(土) 19:00更新日時:2022年2月8日(火) 21:16
話数:16文字数:80,605
ページビュー
115
ポイント
133.6
ブックマーク
0
レビュー
0
作品評価
N/A
わたしの評価

あらすじ

「ねぇ、人間は死んだらどうなるの?」

廃墟と化した修道院で血痕と煤に塗れた1人のシスターが、ボロボロに刃毀れした大鎌を満月に翳しながら徐に問いかけてくる。人間とは死を恐れるものでありながら、自分を護るために容易く他人に死の恐怖を味わわせる悲しい存在なのだと、だから私のしたことは赦されるのだと弁明する。

ただ秘密裏に暗殺の任を遂行していただけの『死神』だった青年トロヴァは、7片の『魔性の泪』を回収する特命を務める最中、様々な死生観を突き付けられることで、自分の在り方を再定義していくことになる。そしてすべてが終わった時に待ち受けている運命とは、如何に。

コメント