最後まで奏でられなかった音楽

どこかお間抜けDQNな不良さんのゆったり更生日誌(笑)
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第一章・第九十四話 Take a trip to two-world and back(2つの世界を行き来する者)

1543 文句垂れ男は今日も懲りずに文句を垂れる

公開日時: 2025年4月26日(土) 00:21
文字数:1,727

 第一章・第九十四話【Take a trip to two-world and back(2つの世界を行き来する者)】が始まるよぉ~~~♪

(੭ु´・ω・`)੭ु⁾⁾

 094【Take a trip to two-world and back(2つの世界を行き来する者)】


 『はい、どうもぉ~~。新シリーズが始まったと言うのに、全く明日が見えない倉津真琴で~す』


 ……いや、だからよぉ。

一体、なんなんだよコレは?

なんのつもりで、こんな新シリーズを始めやがったんだ?

いや寧ろ、なんでこんなもんが新シリーズの序章に成るのかすら、全く持って理解不能な状態だ。


こんな酷い有様なのに、俺の明日なんか見える訳ねぇじゃねぇかよ!!


大体にしてだな。

あんな夢みたいな事……いや、敢えて言うなら『夢であるべき筈のもの』が、何故に新シリーズとして始まるのかサッパリ解らんわ。

これで本当に新シリーズの始めようって言うだったら、マジで正気の沙汰じゃねぇぞ。


だってよぉ。

これじゃあ既に『音楽モノ』というジャンルの垣根を、遥か彼方まで飛び越えて。

完全に『ホラー物』若しくは『宇宙冒険活劇物』って言える様な代物に成っちまってるじゃねぇかよ。


こんなもん、誰が見たって明らかにおかしいだろうに!!

ジャンル違いも良い所じゃねぇかよ!!


つぅか、神様の野郎、何所まで俺の人生を弄べば気が済むんだ?


若しくはなにか?

俺が自分の人生に退屈しない様に、わざわざこんな凝った演出をし続けてくれてるとでも言うつもりなのか?


もしそうだったらなぁ。

神様とやら、オマエは、きっと名プロデューサに成れる素質があるんだろうな!!

いや寧ろ、俺にとっては、まさに世界一の演出家と言っても過言じゃねぇ様な存在なんだろうな!!


ナイス・エンターティメント!!

毎度毎度、嬉しくもない様な糞みたいな演出をしてくれて、ありがとうよ!!


この、くそったれがぁ!!


オマエなんぞ……全ての人類から信仰を失い。

サッサと朽ち果てて、綺麗サッパリ、この世から消えてなくなっちまえば良いのにな。


このドちくしょうがぁ~~~!!

(↑流石に、今回の愚痴だけは俺の方に正当性があると思うぞ)


***


 ……っとまぁ、いつも通りの理不尽な出来事に見舞われてる俺はだな。

そんな風に、口から文句ばっかりを吐き出さざるを得ない状態に陥っとる訳なんでござんすがね。


だからと言って。

いつまでも、現状にブゥブゥブゥブゥと文句ばっかり言っとる場合でもないんでございますよ。


……って言うのもな。

さっき崇秀にコンパチで起されたのが夕方だっただろ。

だからよぉ。

ロクに身支度も整える事が出来ないまま、奴のスタジオを去るぐらい急がなきゃいけない様な理由や用事があるんだよなぁ。


まぁ、それがなにか?つぅとだな。


多分、これは前回にキッチリ言って置いたと筈だとは思うんだがな。

沙那ちゃんの親父さんが、夕方位に我が家に訪れて来てくれるからなんだよ。

ほんでまぁ、そこで家の賃貸契約やら、今後の内装に関しての相談を綿密にしていかなきゃ成らないから、身支度を整えてる暇がないぐらい急いで実家に帰る必要があった訳でござんすな。


要約して言ってしまえば、そんな風に親父さんと約束をしているから急いどる訳だ。

なんと言っても、今から急いで帰宅しても、恐らくはタイムリミットギリギリに成りそうな時間帯だからな。


それに、もっと言えば。

賃貸契約をする以上、此処は金銭が絡むウチの組でも仕事の話に成る訳だから。

今後もお互いの関係を保つ為にも、キッチリこの辺をこなして置かないと、後々信用問題にも関わっちまいそうな気がしないでもないしな。


だから、遅刻しとる場合じゃない訳ですよ。


そんな訳でございまして。

アホンダラァのスタジオを後にして、ダッシュで実家に向かって走っとる訳なんだがな。


昨晩、崇秀のスタジオにはチャリに乗って来なかったから、滅茶苦茶ダルィな、これ!!

更にそれが原因となって、2日酔い明けでのダッシュに成っとる訳だから、自業自得とは言え滅茶苦茶キツイな、これ!!


見事なまでに倦怠感コンボ成立しとるわ!!


うぇ~~~~……アカン。

マジで、喉の奥から吐瀉物が込み上げて来そうな勢いだわ。


まぁ言うて、昨晩は酒を飲んでただけで。

宛で野菜を喰ったぐらいしか記憶がないから、出て来るものの大半は胃液ぐらいが関の山だろうけどな。


あれ……喉を通る時、めっちゃイガイガするから嫌なんだよなぁ。


あぁ~~~マジで気分悪ぃ。


最後までお付き合い下さり、誠にありがとうございますです♪<(_ _)>

そして始まった第一章・第九十四話【Take a trip to two-world and back(2つの世界を行き来する者)】なんでございますがね。


また、あのおかしな話を始める前に。

まだ倉津君が、結構、やって置かないといけない事象が沢山残っているので、まずは、そちらを解決してから、またおかしな話の続きを始めたいと思いますです(笑)


変な話、どれだけおかしな事象が自分自身の身に起こっていようとも。

日常パートでも『待ってくれない用事』なんてものが多々存在しますからね。


……ってな訳でございまして。

その片付けなきゃいけない用事をサッサと片付けるべく、慌てて帰宅している倉津君なのですが。


果たして、そう上手く用事を消化していけるのでしょうか?


次回は、その辺を書いて行こうと思いますので。

良かったら、また遊びに来て下さいねぇ~~~(੭ु´・ω・`)੭ु⁾⁾


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