最後まで奏でられなかった音楽

どこかお間抜けDQNな不良さんのゆったり更生日誌(笑)
殴り書き書店
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1471 願いは叶うのか??

公開日時: 2025年2月13日(木) 00:21
文字数:2,103

●前回のおさらい●


 奈緒さんにロクでもなくもアホな要望をする倉津君。

それが今、なにやら叶いそうな雰囲気なのだが……

「もぉ、そんな意地悪しないでよ、クラ。こっち向いてよ」


近い!!

今のセリフは、俺の要望に応えるにも、中々ニアなセリフっすよ!!


だから、もぅ一頑張り!!

もぅ一頑張りして欲しいッス!!



「知らないッス」

「あぁ~~~っそ。折角、妥協したのに、まだ私に、そんな意地の悪い事を言う奴には……」

「がっ!!アダッダダダダダダダッダ……痛いッス。痛いッス。マジで痛いッスって!!辞めて辞めて辞めて!!」


思い通りに行く処か、乳首を摘んで引っ張っちゃダメっす!!

しかも、アソコを上下に擦りながら、そんなに乳首引っ張っちゃダメっすよ!!


もげる、もげる!!


ってか!!

気持ち良いのに、痛いってばよ!!


なんなんッスか、その絶妙なバランスの良さは!!



「ねぇ、君、どうして欲しいの?この後、私に、なにをして欲しいのか、自分の口でちゃんと言ってみなさいよ」

「ゴメン、ゴメン!!奈緒さん、ゴメンって!!乳首辞めて!!痛いッス、痛いッス!!」

「はいはい、良く言うよ。本当は気持ち良くて仕方がないんでしょ。正直に言ってみなさい。正直に言ったら、もっとご褒美をあげるから」

「いや、本当に痛いだけッスよ!!」

「嘘ばっかり。君の困ったちゃんの先っちょが、こんなにも濡れてきてるよ。君、本当は、こう言うのが大好きなんでしょ。女の子に、こんな事されて喜ぶなんて。……この変態」


言葉のS~~~~~M~~~~~か~~~い!!

しかも、アソコを弄ってた手の指先を俺の目の前に持ってきて、白くて伸びる粘液を伸ばすのは辞めて下さいよ。


これじゃあ、男女の立場が、完全に逆転してるじゃないッスか!!


どっちが男か女か解んないじゃないッスか!!


ってか!!

そんな事をするなんて、此処は、どこのAV撮影現場ッスか!!


……これは、マジでアカン。

このまま奈緒さんにイニシアチィブを持っていかれたら、どんな目に遭わされるか分かったもんじゃない。


こうなったら逆襲じゃあ!!



「この悪さ娘だけは!!こら~~~~~!!」

「きゃ!!あっ?あれ?」


俺は力任せに、奈緒さんの攻撃を振り払い。

布団の上で、奈緒さんが後ろを向く様に転がした。


要するに、俺から向かって奈緒さんは、バックスタイルの様な状態に成ってる訳ッスな。



「悪さばっかりしてからに。そう言う悪い子は、俺の注射器で、お仕置きッスよ」

「えっ?えぇっと。……あぁ、うん。じゃあ、悪い子の奈緒に、クラのおっきいお注射で、お仕置きして。もぉ悪い事が出来無い様に、一杯お仕置きして」


それ……それッスよ、奈緒さん。

それなんッスよ!!

俺が求めてた言葉は、まさに、そんな感じの言葉なんッスよ!!


……にしても、あれですな。

背後から見る女性の肢体っと言うのは、なんともエロイものですなぁ。

しかも、その肢体の先から、半分だけコッチを向いてる顔が見えるのも、これまたエロイもんですなぁ。


今回の逆襲は、なんだか1粒で2度美味しい感じで、凄く得した気分だ。


やってみるもんだな。


……っとイカンイカン。

そんな事で悦に浸ってる場合じゃなかった!!

俺が求めていたセリフがそう言うものだと言うのを、この機会にちゃんと奈緒さんに伝えとかなきゃな。


そうすれば、また言ってくれるかもしれないし。



「あぁ、奈緒さん。それッスよ、それ」

「えっ?なにが?」

「俺が求めてた、さっきのセリフって、そんな感じの奴なんッスよ」

「えっ?あぁ、そうなの?こんなんで良かったんだぁ」

「そうッス、そうッス」


男は、馬鹿で愚かな生き物なんッスよ。


女の子が演技してると解っていても。

そんな何気ないセリフで、簡単に萌え上がっちまう悲しい生き物なんッスよ。


だから、もぅ一回お願いしま~~す。


早速TAKE2で!!



「あぁ、じゃあ、ご要望にお答えして。……クラ、なんか苦しいの。私ね。クラの事を考えると胸がキュンと成って、とっても苦しいの。お願い、助けてクラ(アホくさぁ~~~、なによこれ?私は、なにをやらされてるの??)」


ズキュ~~~ン!!


その眼を潤ませながら、コチラに懇願する様な表情。

それに、その完璧な台詞回し。


通常の3倍で動けるシャア専用ザクでも、コックピット直撃で一撃死出来るレベルッスな。


これは確実に……エースだ!!


……ってか。

あの奈緒さんに、こんな事を言って貰えるなんて、幸せじゃあ!!



「あぁ、はいはいはいはい!!直ぐに、治して差し上げますよ。よいしょ~~~!!」

「あっあぁあぁ~~~、クラのおっきい注射器が……私の中に入って来てる。もっと深くに……(なんか私、凄く馬鹿っぽくない?……ってかクラ。いつもより大きくなってるんだけど。ホントどう言う事?)」

「あぁ、そうッスか。こうッスね、こうッスね!!」



『ガラッ!!』



「ふぁあぁ~~~、おはよう、おにぃちゃん、お姉ちゃん……うん?なんで裸?」

「へっ?」

「あっ!!しっ、しまった!!」


俺の幸せは、たった『三腰振り半』で終了。


いつの間にか、時間が朝の6時を廻っており。

今度の沙那ちゃんは欠伸をしてるものの。

今までの様な、ちょっと寝惚けてたモードじゃなくて、完全に目が覚めてる状態だ。


最悪だよ。



……にしても、意外と沙那ちゃん、早起きなんだな。

(↑微妙に余裕が有る俺(大嘘))


最後までお付き合い下さり、誠にありがとうございますです♪<(_ _)>


はい、倉津君の要望を叶えてあげましたぁ♪……おまけ付きで(笑)

(*'ω'*)←悪魔(笑)


……って言うか。

この危機的な状況を倉津君と奈緒さんは、沙那ちゃんにどう説明するつもりなんでしょうね。


次回は、その辺の話を書いていきたいと思いますので。

良かったら、また遊びに来てくださいねぇ~~~(੭ु´・ω・`)੭ु⁾⁾

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