●前回のおさらい●
奈緒さんにロクでもなくもアホな要望をする倉津君。
それが今、なにやら叶いそうな雰囲気なのだが……
「もぉ、そんな意地悪しないでよ、クラ。こっち向いてよ」
近い!!
今のセリフは、俺の要望に応えるにも、中々ニアなセリフっすよ!!
だから、もぅ一頑張り!!
もぅ一頑張りして欲しいッス!!
「知らないッス」
「あぁ~~~っそ。折角、妥協したのに、まだ私に、そんな意地の悪い事を言う奴には……」
「がっ!!アダッダダダダダダダッダ……痛いッス。痛いッス。マジで痛いッスって!!辞めて辞めて辞めて!!」
思い通りに行く処か、乳首を摘んで引っ張っちゃダメっす!!
しかも、アソコを上下に擦りながら、そんなに乳首引っ張っちゃダメっすよ!!
もげる、もげる!!
ってか!!
気持ち良いのに、痛いってばよ!!
なんなんッスか、その絶妙なバランスの良さは!!
「ねぇ、君、どうして欲しいの?この後、私に、なにをして欲しいのか、自分の口でちゃんと言ってみなさいよ」
「ゴメン、ゴメン!!奈緒さん、ゴメンって!!乳首辞めて!!痛いッス、痛いッス!!」
「はいはい、良く言うよ。本当は気持ち良くて仕方がないんでしょ。正直に言ってみなさい。正直に言ったら、もっとご褒美をあげるから」
「いや、本当に痛いだけッスよ!!」
「嘘ばっかり。君の困ったちゃんの先っちょが、こんなにも濡れてきてるよ。君、本当は、こう言うのが大好きなんでしょ。女の子に、こんな事されて喜ぶなんて。……この変態」
言葉のS~~~~~M~~~~~か~~~い!!
しかも、アソコを弄ってた手の指先を俺の目の前に持ってきて、白くて伸びる粘液を伸ばすのは辞めて下さいよ。
これじゃあ、男女の立場が、完全に逆転してるじゃないッスか!!
どっちが男か女か解んないじゃないッスか!!
ってか!!
そんな事をするなんて、此処は、どこのAV撮影現場ッスか!!
……これは、マジでアカン。
このまま奈緒さんにイニシアチィブを持っていかれたら、どんな目に遭わされるか分かったもんじゃない。
こうなったら逆襲じゃあ!!
「この悪さ娘だけは!!こら~~~~~!!」
「きゃ!!あっ?あれ?」
俺は力任せに、奈緒さんの攻撃を振り払い。
布団の上で、奈緒さんが後ろを向く様に転がした。
要するに、俺から向かって奈緒さんは、バックスタイルの様な状態に成ってる訳ッスな。
「悪さばっかりしてからに。そう言う悪い子は、俺の注射器で、お仕置きッスよ」
「えっ?えぇっと。……あぁ、うん。じゃあ、悪い子の奈緒に、クラのおっきいお注射で、お仕置きして。もぉ悪い事が出来無い様に、一杯お仕置きして」
それ……それッスよ、奈緒さん。
それなんッスよ!!
俺が求めてた言葉は、まさに、そんな感じの言葉なんッスよ!!
……にしても、あれですな。
背後から見る女性の肢体っと言うのは、なんともエロイものですなぁ。
しかも、その肢体の先から、半分だけコッチを向いてる顔が見えるのも、これまたエロイもんですなぁ。
今回の逆襲は、なんだか1粒で2度美味しい感じで、凄く得した気分だ。
やってみるもんだな。
……っとイカンイカン。
そんな事で悦に浸ってる場合じゃなかった!!
俺が求めていたセリフがそう言うものだと言うのを、この機会にちゃんと奈緒さんに伝えとかなきゃな。
そうすれば、また言ってくれるかもしれないし。
「あぁ、奈緒さん。それッスよ、それ」
「えっ?なにが?」
「俺が求めてた、さっきのセリフって、そんな感じの奴なんッスよ」
「えっ?あぁ、そうなの?こんなんで良かったんだぁ」
「そうッス、そうッス」
男は、馬鹿で愚かな生き物なんッスよ。
女の子が演技してると解っていても。
そんな何気ないセリフで、簡単に萌え上がっちまう悲しい生き物なんッスよ。
だから、もぅ一回お願いしま~~す。
早速TAKE2で!!
「あぁ、じゃあ、ご要望にお答えして。……クラ、なんか苦しいの。私ね。クラの事を考えると胸がキュンと成って、とっても苦しいの。お願い、助けてクラ(アホくさぁ~~~、なによこれ?私は、なにをやらされてるの??)」
ズキュ~~~ン!!
その眼を潤ませながら、コチラに懇願する様な表情。
それに、その完璧な台詞回し。
通常の3倍で動けるシャア専用ザクでも、コックピット直撃で一撃死出来るレベルッスな。
これは確実に……エースだ!!
……ってか。
あの奈緒さんに、こんな事を言って貰えるなんて、幸せじゃあ!!
「あぁ、はいはいはいはい!!直ぐに、治して差し上げますよ。よいしょ~~~!!」
「あっあぁあぁ~~~、クラのおっきい注射器が……私の中に入って来てる。もっと深くに……(なんか私、凄く馬鹿っぽくない?……ってかクラ。いつもより大きくなってるんだけど。ホントどう言う事?)」
「あぁ、そうッスか。こうッスね、こうッスね!!」
『ガラッ!!』
「ふぁあぁ~~~、おはよう、おにぃちゃん、お姉ちゃん……うん?なんで裸?」
「へっ?」
「あっ!!しっ、しまった!!」
俺の幸せは、たった『三腰振り半』で終了。
いつの間にか、時間が朝の6時を廻っており。
今度の沙那ちゃんは欠伸をしてるものの。
今までの様な、ちょっと寝惚けてたモードじゃなくて、完全に目が覚めてる状態だ。
最悪だよ。
……にしても、意外と沙那ちゃん、早起きなんだな。
(↑微妙に余裕が有る俺(大嘘))
最後までお付き合い下さり、誠にありがとうございますです♪<(_ _)>
はい、倉津君の要望を叶えてあげましたぁ♪……おまけ付きで(笑)
(*'ω'*)←悪魔(笑)
……って言うか。
この危機的な状況を倉津君と奈緒さんは、沙那ちゃんにどう説明するつもりなんでしょうね。
次回は、その辺の話を書いていきたいと思いますので。
良かったら、また遊びに来てくださいねぇ~~~(੭ु´・ω・`)੭ु⁾⁾
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