最後まで奏でられなかった音楽

どこかお間抜けDQNな不良さんのゆったり更生日誌(笑)
殴り書き書店
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1445 話し合いをする前の前置き

公開日時: 2025年1月18日(土) 00:21
文字数:2,144

●前回のおさらい●


 倉津君、眞子、細川君という珍しい組み合わせで、新しいサイトについての話し合いが始まった。

だが、話し合い以前に問題になったのは「今現在の眞子の立ち位置」だったので……


「そうだねぇ。まぁ難しい立場だから一概には言えないけど、大体7割は漏れると思ってくれた方が良いかなぁ。それ位だと思っててくれた方が、細川君も話を選んで出来ると思うし」

「マジで?……モジャだけじゃなく、オマエもそんな感じなのか?」


あれ?あれれ?

なんで、そうなるんだ?


スパイ容疑をかけられた眞子の奴、アッサリとスパイ容疑を認めやがったな。

さっきの信用する様な話は、何処かの遥か彼方イスカンダルにまで吹っ飛んで行ったのかい?


宇宙戦艦ヤマトか、オマエは!!


……ってか、ひょっとしてなんだが。

これって、また俺1人だけが浮かれポンチになってるだけの話なのか?



「中々正直な意見さな」

「あぁ、でもね。多分、私が話をしなくても。崇秀さんは、何処かで、随時、こちら側の動向はキャッチしてると思うよ。だから、私が話をした時点で、既に、その情報すら知ってる可能性があるかもね」

「ハハッ、そいつも、また良い見解さな。眞子助が彼女に成ってからって言うもの、多少、腑抜けちまってるとは言え。仲居間は、侮るには危険極まりない存在だからな。その見解も正しいな」

「でしょ。……まぁ、その辺は、私が選んだ彼氏ですからね。侮れないのは当然だよ」

「お惚気ご馳走さんなこって。なんなら、その調子で、眞子助が、仲居間を骨抜きにしてくれても良いんだぜ。そうすりゃ、一番、楽に事が運ぶんだがな。そう言うのは、どうだい?」

「悪くは無いけど。それはお断りかな。崇秀さんは、どんな事があっても人類最大の敵じゃないとダメだからね。それを色仕掛けで終了させるなんて。それじゃあ『余りにも味気がない』ってもんだよ」

「確かに、そら言えた。ゲーム最後のラスボスが、ハニートラップで死んでたら面白くも、なんともないわな」

「だよね。それは余りにも間抜け過ぎるエンディングでしょ」


もう一回、あれ?

さっき、スパイ容疑を掛けてまで信用関係云々を考察してたクセに。

モジャの奴はタバコを吹かしながら、無駄口叩いて変に余裕持ってやがるし、眞子も、なんだか楽しそうに話を進めてるな。


いつの間にか、簡単に話が纏まったみたい感じがするんだが……気のせいか?


まぁ、それならそれで良いんだけどな。


あぁ、それはそうとしてよぉ。

『ハニートラップで死んじまってるラスボス』ってアイディア。

決して、俺は悪くないアイディアだと思うんだがな。


そう言う展開のゲームを一回ぐらいなら見てみてぇし。


……ダメっすね。


関係ない話を引っ張ろうとして、はい、すんません。



「……さて、旦那。これで、情報が駄々漏れに成る事を前提にして、眞子助の気持ちがハッキリとした訳なんだが。旦那は、この眞子助の考えを、どう取るさな?」

「いや、別に、それならそれで良いんじゃねぇの」

「ほぉ。そりゃあまた、なんで、そう思うんだい?」

「いや、だってよぉ。情報が筒抜けに成ろうが成るまいが、眞子が、ウチのサイトで頑張ってくれるのだけは、なにも変わらないんだろ。だったら、特別、警戒する必要なんてねぇんじゃねぇの」


違うか?


確かにな。

これから戦おうって相手に、多くの情報が漏洩をするのは厳しい事なのかも知れないけどだな。

だが、それ以上に、眞子を戦力としてみた場合。

こちら側で戦ってくれる方が大きな成果を上げられると思うし、メリットとしてもデカイ。


なんて言ったってコイツは、ベースの腕が確かな上に、この満たされた容姿。

その上、更に、俺なんかとは比べ物に成らないぐらい、人の心に入って行くのが上手い生き物だからな。


『実力面』『人事面』に於いても、戦力としては最強クラス。


情報漏洩ぐらいで手放す人材じゃない。


まぁ、それ以前にだな。

眞子は口ではあぁ言ってたが『崇秀と、奈緒さんを同時に倒す気でいる』らしいからな。


だから、情報を知ったからと言って、全てを話す様な馬鹿な情報漏洩の仕方をする事もないだろ。


故に恐らく、眞子の言う『漏れる情報』って言うのは、ある程度、差し障りの無い情報か。

崇秀に、相当な不利益を齎す可能性がある情報しかないっと、俺は踏んでいる。


眞子が情報の漏洩率が『7割』っと言ったのも、それが理由だろうしな。


だから多分、その辺については、なんの問題ねぇよ。



「そんじゃあ、大方の情報が漏れてもOKって方向で良いかい?」

「まぁ、アンタが、それで良いなら問題無しじゃね。大体にして、情報の管理は、明らかにアンタの仕事だからな。なにを眞子に話すか、計算しながら話せば良いだけの話じゃねぇの」

「なるほどねぇ。そりゃあ言えた」


まぁ、この様子じゃ。

こうなると想定した上で、モジャは、眞子にスパイ容疑をかけたんだろうな。

&俺に最終確認をしていただけなんだろう。


けど、モジャ公さんよぉ。

そんな風に、あまり俺を侮るなよ。


確かに俺は、基本的には、ロボコン並みのポンコツな生き物だと思われがちなんだがな。

変な所だけは頭が回転が速いから、気付かないで良い所だけは気付いたりする困った生き物なんだぞ。


意外と取り扱いが難しいんだぞ。


知ってたか?

そりゃまぁ、知っとるわな。



「じゃあ、話が纏まったなら、早速、情報が漏洩しても良い情報頂戴」

「……オマエも露骨だな」


この曲者共が。


……っで、この後。

この薄汚くも、町のゴロツキ共が騒がしい店で、簡単な打ち合わせが始まる。


超のんびりと進むお話を、今回も最後までお付き合い下さり、誠にありがとうございますです♪<(_ _)>


取り敢えずは、まず、お互いの立場を認識する所から描かせて貰いましたぁ♪

幾ら知り合い同士とは言え【手伝ってくれる=直ぐに信用する】では、あまりにも味気ないですからね。


寧ろ、そんな甘い考えを持ったまま新しいサイトなんて立ち上げても、上手く行く筈もありませんしね。


こういう細かい確認ほど、ご都合主義では駄目だと思います(笑)


さてさて、そんな部分を踏まえて。

此処からは漸く、本題に入って行く訳なのですが。


細川君は、一体、この場でどんな話を繰り出してくるのか?


次回は、その辺を書いていこうと思いますので。

良かったら、また遊びに来てくださいねぇ~~~(੭ु´・ω・`)੭ु⁾⁾

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