最後まで奏でられなかった音楽

どこかお間抜けDQNな不良さんのゆったり更生日誌(笑)
殴り書き書店
殴り書き書店

739 和解と、全米45箇所ライブの締め括り

公開日時: 2023年2月15日(水) 00:21
文字数:2,276

●前回のおさらい●


 眞子と奈緒さんとの今後の関係についても、崇秀の口沿いもあって、なんとか和解し解決。


その後、3人は、一体どうするのか?

「……さてと。これで、一応の所、話も一段落付いたみたいなんだが。これから、この仲良し3人組で、どうするかって話なんだけど。……どうするよ?」

「あぁ、それなら、私、1つ面白い事を知ってますよ」

「ほぉ、それは奇遇だねぇ。俺もさぁ、この面子でやりたい事が有るんだよなぁ」


うん?


なんじゃらほい?


3人って事は、ひょっとして……



「えっ?えっ?なに?3人でって事は、今から3Pでもするの?」

「「ブッ!!」」


えっ?えっ?違うの?

これじゃないんですかね?



あの、あの、ひょっとしてなんですが。

私が、あまりにも露骨に言い過ぎたから吹き出しちゃったんですかね?

もしそうなら、ホントごめんなさい!!


でもでも、もし違わないんだったら。

今回の件で、いっぱいお2人様にはお世話になっちゃったんで、眞子は丹精込めて出来る限りのサービスをしますよ。


なんでもOKですよ。



「オマエ、馬鹿だろ。真性の馬鹿だろ。……呆れた馬鹿だな」

「あのねぇ、眞子。私は、さっきの仲居間さんとのHで十分な程に満足してるの。お腹一杯なの。ちょっとの間、その関連はいらないわよ」

「ごめんなさい。……あぁ、でもですね。真琴ちゃんが、奈緒さんを満足させられなかったみたいだから、私が替わりに頑張りますよ。それに、それに、崇秀も、さっきイッてなかったみたいだから、私が抜いてあげるよ。……そんなんじゃあダメ?ダメかな?足りない?」

「はぁ……この子だけは、ホント天性の欲豚ね」

「OH!! Greed-pig-girl(貪欲豚少女)』

「ちょ!!そこは、せめて健気って言ってよ!!」


どこも健気じゃないですけどね。



「あぁ~~あぁっ、もぉホント、呆れる位、馬鹿なんだから……こんな馬鹿な女の子、放って置けないわよね」

「いや、すまんな、向井さん。……此処まで酷いとは、俺も正直思わなかった。マジで迷惑掛ける」

「はぁ、もぉ良いですよ。もぉ、この子、これには慣れましたし……はぁ~~~」

「ホントすまんな……はぁ~~~」


貴方達は、馬鹿な子供を持った両親ですか!!


あぁでも。

こう言う父親と……

こう言う母親だと……

一体、どんな子が生まれてくるんだろうね?


ヤッパリ世界征服系なのかな?



「パパ、ママ。眞子は、良い子で居るから見捨てないで……お願い」

「うわ~~~、イラネェ~~~。俺の子供が、こんなんだったら100%殺すね」

「勘弁してよ眞子。恐怖のあまり、サブ疣が出ちゃったじゃない。……ほら、見て下さいよ仲居間さん。今の眞子の言葉を聞いただけで、私の腕が、こんなに綺麗にブツブツになってますよ」

「うわっ!!これは酷いな。眞子、オマエなぁ、人を怖がらせる様な事を、あんまり言うなよな」

「いや、あの、ちょっと待って。この場合、酷いのは……どっち?」


良いもん。


眞子みたいなお馬鹿な子供のお世話をしてくれる、親切なパパとママだも~~ん。


だから……見捨てないでね。



……でもね。

2人共……本当に嬉しかったよ。

奈緒さんと、崇秀が、本当に此処まで、私を想ってくれてるなんて……


……ありがとうございます。


これからも、出来る以上に一生懸命精一杯頑張るんで……今後とも宜しくお願いしますね。


***


 ……そんな訳でございまして。

この後、ホテルの中で『エロ女』だの『欲豚』だの『耳年間』だのと、1時間程、奈緒さんと、崇秀が飽きるまで散々罵られた上に、更に思いっきりからかわれた。


まぁそこからは……

お2人さんが予定していた、ライブ会場に向かう為に、ホテルからタクシーに乗り。

3人で、オールナイトライブをやってる『B・B・C』に戻りましてですね。


店内に入るなり、演奏しているバンドを無視して、ステージに、突如3人で乱入。


時間が時間だけに、少しだらけたムードになっていた会場の雰囲気を、一瞬にして一転させた。


まぁこの後は、もぉ言うまでも無くグチャグチャ状態になって。

主催者のステージ乱入が後を引き、GUILDランカーの皆さんにも火が付いちゃって……

唯一のルールであった『抽選』なんて、お構いなしに次々と乱入してくる各州の色々なランカー方々と演奏をしていった。


そうなると、当然、朝になるまでエンドレスに、楽しくアメリカ最後のライブを続いたのは言うまでもない。



……けど、始まりがあれば、終焉は必ず来るもの。

朝日が昇る時刻と同時に、全員が疲れ果てた姿になった頃(崇秀のせい)にはヘロヘロになりながらも、此処に居る全員で、全米ツアー45箇所ライブを締め括り。


めでたく、地獄の全米ツアーの全工程を終了しました。


疲れたぁ~~~~~!!



……でも、本当に、アメリカで、眞子を可愛がってくれたり、親切にして下さった皆さん。


ありがとうございました。


本当に色々とお世話になりました。


またアメリカに来た時は、これに懲りず、宜しくお願いしますね♪


ホント……気付けば、アッと言う間の地獄の45箇所ライブだったけど楽しい50日間でした♪



……あぁ後『奈緒さんと、崇秀大好き♪』




―――眞子の今回の格言のコーナー―――


『人の気持ちを考えずに、不用意な言葉を発しちゃダメですよ!!』


本当にね。

ちゃんとモノを考えてから喋れないと、痛い目に会うんです。


だから、十分に気を付けてから、相手に言葉を発して下さいね。


私は……つくづく今回で、その事が身に沁みましたよ。


***


 さぁ~~て、次回の眞子ちゃんわぁ!!


『Days when even it is probably peaceful』

「恐らくは、それさえも平穏な日々」


……を、お送りします。


でわでわ、そう言う事なんで。

今まで全米ツアーお付き合い、ありがとうございました♪



またね♪


バイバイ♪♪


最後までお付き合い下さり、誠にありがとうございますです<(_ _)>

今回のお話を持ちまして、第一章・第三十八話 Decisionはお仕舞に成るのですが……如何でしたでしょうか?


『眞子の精神的な問題』『奈緒さんとの今後の関係』『崇秀の気持ち』

そして最後に『全米45箇所ライブの締め括り』と書かせて頂いたのですが。

本話は、少々問題が多かったので、ちょっとゴチャゴチャし過ぎたかなぁ、っと自分でも思っちゃいます。


反省。


さてさて、そんな感じで、眞子の全米45箇所ライブもなんとか終わり。

次回からは、眞子の日本に帰ってからの学校生活なんて物を書いていきたい……所なのですが。

実は、この後、崇秀が計画していた【奈緒さんの全米デビュー】の話が控えておりますので、そちらからお話したいと思いますです♪


なので良かったら、また遊びに来て下さいねぇ~~~(੭ु´・ω・`)੭ु⁾⁾

読み終わったら、ポイントを付けましょう!

ツイート