●前回のおさらい●
眞子と奈緒さんとの今後の関係についても、崇秀の口沿いもあって、なんとか和解し解決。
その後、3人は、一体どうするのか?
「……さてと。これで、一応の所、話も一段落付いたみたいなんだが。これから、この仲良し3人組で、どうするかって話なんだけど。……どうするよ?」
「あぁ、それなら、私、1つ面白い事を知ってますよ」
「ほぉ、それは奇遇だねぇ。俺もさぁ、この面子でやりたい事が有るんだよなぁ」
うん?
なんじゃらほい?
3人って事は、ひょっとして……
「えっ?えっ?なに?3人でって事は、今から3Pでもするの?」
「「ブッ!!」」
えっ?えっ?違うの?
これじゃないんですかね?
あの、あの、ひょっとしてなんですが。
私が、あまりにも露骨に言い過ぎたから吹き出しちゃったんですかね?
もしそうなら、ホントごめんなさい!!
でもでも、もし違わないんだったら。
今回の件で、いっぱいお2人様にはお世話になっちゃったんで、眞子は丹精込めて出来る限りのサービスをしますよ。
なんでもOKですよ。
「オマエ、馬鹿だろ。真性の馬鹿だろ。……呆れた馬鹿だな」
「あのねぇ、眞子。私は、さっきの仲居間さんとのHで十分な程に満足してるの。お腹一杯なの。ちょっとの間、その関連はいらないわよ」
「ごめんなさい。……あぁ、でもですね。真琴ちゃんが、奈緒さんを満足させられなかったみたいだから、私が替わりに頑張りますよ。それに、それに、崇秀も、さっきイッてなかったみたいだから、私が抜いてあげるよ。……そんなんじゃあダメ?ダメかな?足りない?」
「はぁ……この子だけは、ホント天性の欲豚ね」
「OH!! Greed-pig-girl(貪欲豚少女)』
「ちょ!!そこは、せめて健気って言ってよ!!」
どこも健気じゃないですけどね。
「あぁ~~あぁっ、もぉホント、呆れる位、馬鹿なんだから……こんな馬鹿な女の子、放って置けないわよね」
「いや、すまんな、向井さん。……此処まで酷いとは、俺も正直思わなかった。マジで迷惑掛ける」
「はぁ、もぉ良いですよ。もぉ、この子、これには慣れましたし……はぁ~~~」
「ホントすまんな……はぁ~~~」
貴方達は、馬鹿な子供を持った両親ですか!!
あぁでも。
こう言う父親と……
こう言う母親だと……
一体、どんな子が生まれてくるんだろうね?
ヤッパリ世界征服系なのかな?
「パパ、ママ。眞子は、良い子で居るから見捨てないで……お願い」
「うわ~~~、イラネェ~~~。俺の子供が、こんなんだったら100%殺すね」
「勘弁してよ眞子。恐怖のあまり、サブ疣が出ちゃったじゃない。……ほら、見て下さいよ仲居間さん。今の眞子の言葉を聞いただけで、私の腕が、こんなに綺麗にブツブツになってますよ」
「うわっ!!これは酷いな。眞子、オマエなぁ、人を怖がらせる様な事を、あんまり言うなよな」
「いや、あの、ちょっと待って。この場合、酷いのは……どっち?」
良いもん。
眞子みたいなお馬鹿な子供のお世話をしてくれる、親切なパパとママだも~~ん。
だから……見捨てないでね。
……でもね。
2人共……本当に嬉しかったよ。
奈緒さんと、崇秀が、本当に此処まで、私を想ってくれてるなんて……
……ありがとうございます。
これからも、出来る以上に一生懸命精一杯頑張るんで……今後とも宜しくお願いしますね。
***
……そんな訳でございまして。
この後、ホテルの中で『エロ女』だの『欲豚』だの『耳年間』だのと、1時間程、奈緒さんと、崇秀が飽きるまで散々罵られた上に、更に思いっきりからかわれた。
まぁそこからは……
お2人さんが予定していた、ライブ会場に向かう為に、ホテルからタクシーに乗り。
3人で、オールナイトライブをやってる『B・B・C』に戻りましてですね。
店内に入るなり、演奏しているバンドを無視して、ステージに、突如3人で乱入。
時間が時間だけに、少しだらけたムードになっていた会場の雰囲気を、一瞬にして一転させた。
まぁこの後は、もぉ言うまでも無くグチャグチャ状態になって。
主催者のステージ乱入が後を引き、GUILDランカーの皆さんにも火が付いちゃって……
唯一のルールであった『抽選』なんて、お構いなしに次々と乱入してくる各州の色々なランカー方々と演奏をしていった。
そうなると、当然、朝になるまでエンドレスに、楽しくアメリカ最後のライブを続いたのは言うまでもない。
……けど、始まりがあれば、終焉は必ず来るもの。
朝日が昇る時刻と同時に、全員が疲れ果てた姿になった頃(崇秀のせい)にはヘロヘロになりながらも、此処に居る全員で、全米ツアー45箇所ライブを締め括り。
めでたく、地獄の全米ツアーの全工程を終了しました。
疲れたぁ~~~~~!!
……でも、本当に、アメリカで、眞子を可愛がってくれたり、親切にして下さった皆さん。
ありがとうございました。
本当に色々とお世話になりました。
またアメリカに来た時は、これに懲りず、宜しくお願いしますね♪
ホント……気付けば、アッと言う間の地獄の45箇所ライブだったけど楽しい50日間でした♪
……あぁ後『奈緒さんと、崇秀大好き♪』
―――眞子の今回の格言のコーナー―――
『人の気持ちを考えずに、不用意な言葉を発しちゃダメですよ!!』
本当にね。
ちゃんとモノを考えてから喋れないと、痛い目に会うんです。
だから、十分に気を付けてから、相手に言葉を発して下さいね。
私は……つくづく今回で、その事が身に沁みましたよ。
***
さぁ~~て、次回の眞子ちゃんわぁ!!
『Days when even it is probably peaceful』
「恐らくは、それさえも平穏な日々」
……を、お送りします。
でわでわ、そう言う事なんで。
今まで全米ツアーお付き合い、ありがとうございました♪
またね♪
バイバイ♪♪
最後までお付き合い下さり、誠にありがとうございますです<(_ _)>
今回のお話を持ちまして、第一章・第三十八話 Decisionはお仕舞に成るのですが……如何でしたでしょうか?
『眞子の精神的な問題』『奈緒さんとの今後の関係』『崇秀の気持ち』
そして最後に『全米45箇所ライブの締め括り』と書かせて頂いたのですが。
本話は、少々問題が多かったので、ちょっとゴチャゴチャし過ぎたかなぁ、っと自分でも思っちゃいます。
反省。
さてさて、そんな感じで、眞子の全米45箇所ライブもなんとか終わり。
次回からは、眞子の日本に帰ってからの学校生活なんて物を書いていきたい……所なのですが。
実は、この後、崇秀が計画していた【奈緒さんの全米デビュー】の話が控えておりますので、そちらからお話したいと思いますです♪
なので良かったら、また遊びに来て下さいねぇ~~~(੭ु´・ω・`)੭ु⁾⁾
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