●前回のおさらい●
取り敢えずは、奈緒さんが懸念していた『眞子の精神状態』の方は、なんとか解決。
そして、そのままの流れで、今度は眞子のプライベートな話に成るのだが……そこでまたまた、解決しなければいけない問題が。
「えぇっと、それは、どういった意味での『どうなの?』なんですかね?」
「そうだねぇ。解り易く言えば。学校生活とかさぁ。プライベートな事とか」
今のキスの話で、なにか不安を感じたのか、また奈緒ネェの心配性が出たみたいだね。
あぁでも、あれですよ、奈緒ネェ。
私、これでも学校じゃあ、結構シッカリしてる方なんで、特に心配しなくても大丈夫なんですよ。
それに勉強面も、最近じゃあ、崇秀のテキストが無くても、色々勉強出来る様になったんで、この辺も問題なしです。
因みにですがね、この間の期末テスト『学年で1位』だったんですよね。
「あぁ、そうですねぇ。学校生活については、ちょっと前までは、かなり退屈な毎日を送ってたんですけど」
「ほぉほぉ」
「最近ですね。飯綱ちゃんって子と仲良くなってからは、毎日が充実してますね」
「飯綱?……」
「あぁはい、飯綱ちゃんって子と、凄く仲良くやってます」
「ねぇ眞子……まさか、眞子に限っては無いと思うけど。飯綱って『飯綱神楽』の事じゃないよね?」
「あっ、あぁはい、そうですよ。その子です。でもなんで奈緒ネェが飯綱ちゃんのフルネームを知ってるんですか?ひょっとして、奈緒ネェ、飯綱ちゃんと知り合いなんですか?」
あれ?おかしいなぁ?
以前奈緒ネェの話題が出た時、飯綱ちゃんは、奈緒ネェの事を全く知らなさそうな素振りだったんだけどなぁ。
ひょっとして、気付いてるのに黙ってた?
「あっ、そぉ。まぁ飯綱なんて苗字は珍しいから、まさかとは思ったんだけど。眞子が、アイツと付き合いを持ってるとはね」
「あぁっと、その言い方じゃあ。奈緒ネェは、飯綱ちゃんの事が嫌いなんですか?」
「うぅん、別に。飯綱は、私と良く似た家庭環境の子だから、どちらかと言えば共感度が高いんだけど。でも、あの子、ちょっと変わってるでしょ」
「変わってますかねぇ?まぁ確かに、性に関しては、少し杜撰な所は有りますけど。それ以外は、結構、普通の子だと思いますよ」
ふむ……この様子じゃあ、奈緒ネェと飯綱ちゃんは知り合いみたいですね。
しかも奈緒ネェは、飯綱ちゃんのアッチ方面の話も知ってるみたいだから、此処からは発言には気を付けなきゃ。
言葉1つで、かなりの悪印象を持ってしまいそうな口ぶりだし。
……っと言うよりも。
とある理由があるから、奈緒ネェには、もっと飯綱ちゃんには好印象に成って貰わなきゃいけない。
この状態のままで、奈緒ネェに内緒で『飯綱ちゃんを居候させてる』のがバレたら、色々言い難くなっちゃうからね。
「あぁ、そこが解ってるなら良いんだけどね。一応、あの子のそう言う関係の話には気を付けてね。眞子は、安易に、そう言う事には首を突っ込んじゃあイケナイからね」
「そうですね。あっ、でも、多分、そこは、なにがあっても飯綱ちゃんに感化される事はないと思いますよ。私、男は崇秀しか見えてないですから」
「そうだね。確かに今の眞子なら、そう思うだろうね」
「はい」
「でもね、眞子。それとは別に、女の体って言うのは、無性に男を求める時があるのよ。特に一回でも性的な快楽を得たなら、少くなからずSEXに依存する所がある。だからね、そこには気を付けて欲しいのよ」
抑えきれない性的な衝動かぁ。
私はそうなった事がほぼほぼないので、あまり解らない感覚なのですが。
もし奈緒ネェの言う事が一般論であるならば、これは今後気を付けなきゃいけない事なのかもしれない。
それにしても、女の人も、意外とリビドーが垂れ流しになっちゃうもんなんですね。
でも、それって、女性だけに偏った話じゃないんですよ。
男にも、そう言うのが、負けない位多々ありましたし。
寧ろ、男なんて、年がら年中ヤリタイ盛りの発情期状態でしたからね。
「あぁ、それでもですね。やっぱり私は、崇秀としかHはしたくないし、崇秀以外に触れられたいとも思わないので、アイツが私とHしない限りは、私が快楽を得る事はないと思います。私、オナニーとかもしないですし」
「そっか。……じゃあ、一応は大丈夫そうかぁ。……にしても、また豪いのと友達になったね」
「どうしてですか?」
「いや、あの子、Hと、バスケの事しか、殆ど頭の中にないでしょ。いつも、そんな調子だから、眞子も色々と苦労させられてるんじゃないかなぁって思ってね」
「へっ?いやいや、そんな事ないですよ」
「へっ?」
「って言いますか、苦労させられてる処か、飯綱ちゃん、バスケやH以外の事でもシッカリしてますから、私の至らない所を色々助言してくれてたりするんですよ。だから寧ろ、苦労を掛けてるのは私の方で、あの子自身は、凄く頭が良くて優しい子なんですよ。それになにより凄く友達想いな子だし」
「えっ?えっ?そうなんだ。……意外」
「えっ?意外?……あっ、あの、奈緒ネェ、突然、変な事を聞きますけど。奈緒ネェの知ってる飯綱ちゃんって、どんな子だったんですか?」
おかしいなぁ?
奈緒ネェが『意外』だと思う様な、そこまで変な子じゃないんだけどなぁ?
寧ろ『意外』と普通だなぁって思う面の方が多かったりするんだけどなぁ。
あれれ?
最後までお付き合い下さり、誠にありがとうございましたぁ<(_ _)>
以前からの知り合いだったのかして、飯綱ちゃんの名前が出た瞬間から、奈緒さんはやや警戒モード。
まぁ飯綱ちゃん自身が破天荒な性格をしているのを知っているのであるならば、奈緒さんがこう成っても仕方ない場面ではあるのですが。
矢張り奈緒さんは、過去の自分の行いを含め。
眞子には、飯綱ちゃんの様になって欲しくないのかして、警戒心が最大限にまで高まって行ってるみたいですね。
自分でもそう思える程、2人共、当時は荒んでいたんでしょうしね(笑)
まぁ、そうは言っても、それも所詮は過去の話。
奈緒さん自身は、倉津君や眞子に出会ってから自身の生活態度を完全に改めてますし。
飯綱ちゃん自身は、そんなに変わってないのかもしれませんが、それでも過去の飯綱ちゃんより、もっと効率的な生き方を選んできてる筈ですから、いつまでもそんな割の悪い生き方はしていない筈ですからね(笑)
さてさて、そんな中。
眞子が奈緒さんに聞いてしまった『過去の飯綱ちゃんの話』
果たして彼女は、一体、今までどんな生活を送って来ていたのでしょうか?
次回は、その辺を書いていきたいと思いますので。
良かったら、また遊びに来て下さいねぇ~~~(੭ु´・ω・`)੭ु⁾⁾
読み終わったら、ポイントを付けましょう!