第一章・第三十五話【Members gathered】が始まるよぉ~~~(੭ु´・ω・`)੭ु⁾
(新年あけましておめでとうございますです<(_ _)>)
035【Members gathered】
『はぁ~~~ありがたいなぁ。なんか、幸せ過ぎて不安になるぐらい……幸せな毎日だ』
私……倉津眞子は、本当に『とても幸せ者』です。
冒頭から、そう心から思える様になったのには深い訳があってですね……
年明けを少し過ぎに、日本からアメリカに渡って早38日間。
この国には『私と言う存在を必要としてくれる人達』が多数居てくださり。
それはもぉホームシックに罹らない程、親切にして貰い。
そしてなにより……皆さんには、とても可愛がって貰っています。
その上、更に有り難い事に。
私が困った時には、自分の事など放って置いてでも、今までに一緒に演奏してくれた方が、その場まで駆け付けて下さる。
こんな有り難い事が有るでしょうか?
そんな風に、この27日目【フロリダ州マイアミ】から、37日目【ペンシルベニア州ピッツバーグ】まで、本当に色々な人のお世話になった。
これは、ホンの一例なんだけど……
27日目……【フロリダ州マイアミ】 2月10日(火)
熱に犯され、体調が万全じゃない状態で迎えたマイアミでのライブ。
限界を完全に超えた私は、ステージ上で意識を失い、完全に倒れてしまった。
そんな私を救ってくれたのは、GUILDランカーギター部門2位のホランドさん。
彼は、私の勝手にとった無謀な行動に対して、自分にも、その『責任の一端があると感じ』てくれ。
私が再度意識を失わない様にライブの最後まで、ステージ上で私の真横でズッと支えながら演奏してくれた。
お陰様で……お客さんのアンコールまで答える事が出来た。
28日目……【ジョージア州アトランタ】 2月11日(水)
昨晩よりの体調不良が戻らず、イマイチな体調のままライブに望む。
此処で、そう言う風に気軽な感じで言ってはいますけど。
実際の所、ホテルで寝転がって居る時は、この28日目にして、ツアーを、とうとう欠場してしまいそうな気持ちになっていた。
そんな折、インディアナポリスから、GUILDベースランキング16位のエリアス=コーエンさんが、ホランドさんからの緊急救援要請に応じてくれ、私の代役を果たす為だけに、わざわざインディアナポリスから出向いて来て下さった。
けど、そのエリアスさんの姿を見た私は、居ても経っても居られなくなり。
昨晩から続く体調不良など忘れ、またもや懲りずにテンションが上がってしまい。
ついついホランドさん、エリアスさんと共にステージに上がってしまいました。
そして……アンコールの最後まで演奏して、再びステージ上でダウン。
当然、アトランタのマネージャーを担当してくれてるジェフさんには、またこっぴどく怒られました。
ちゅんまちぇん。
でも【エリアスさん、ありがとうございました♪】
29日目……【サウスカロライナ州コロンビア】 2月12日(木)
昨晩の無理が祟って、午前中かなりの高熱が出て絶不調。
今度こそ、間違いなくGIVE・UP寸前。
でも私は、此処でも嬉しい事が有ったのでGIVE・UPはしなかった。
それがなにかって言うと……
昨晩一緒にライブをしたバンド『DEEPER』のベーシスト・マイケル=エルモスさんが、まずはコロンビアで、私が滞在してるホテルに駆け付けてくれ。
今ある事情を彼に話すと、ライブの出演依頼を買って出て下さり、私の代役を引き受けてくれました。
恐らくは、昨日ステージで倒れた事を心配して頂いての事だろう。
でも、私は馬鹿だから……オープニングの『じょうんがら節』だけは弾きにライブハウスに赴いて行った。
この暴挙には、みんな呆れ顔で見てたけど……欠場しないのが私の意地です。
【マイケルさん、助けて頂いて、ありがとうございました♪】
30日目……【ノースカロライナ州ローリー】 2月13日(金)
昨晩は一曲しか弾いて無いので、体調は万全じゃないにせよ、ほぼ回復。
折角、体調が良い感じで戻ったから、この体調を維持しようと思ってたんだけど……
……全然無理でした。
何故なら……此処ノースカロライナ州ローリーでは、何故かミネアポリスに滞在中のミナ=ソシエさんと再会しちゃったんですよね。
でも、此処にミナさんが居る事を不思議に思い、彼女にその理由を聞いたところ。
元々ミナさんは、此処ローリー出身で、偶々『里帰り』をしていたらしいですよ。
しかも、その話をしてる際に『ライブに飛び入り参加をしたい』との有り難い申し出を受ける。
当然の如く、また無駄にテンションが上がって……全力投球!!
そして……終わった頃には、体調がグダグダに逆戻り。
でも【凄く楽しかったですよミナさん♪】
31日目……【バージニア州リッチモンド】 2月14日(土)
ハードなスケジュールの為、体調不良が治らない上に、とうとう一番嫌な生理がきた。
超最悪のバッド・コンディション。
そんな時に、私を元気付けてくれたのは……アメリカライブ一番最初のシアトルで知り合ったニルさんと、クリスさん、それにジェニーさんが、こんな遠方まで遊びに来てくれた。
そして、再開すると同時に、昨日のミナさん同様『ライブへの飛び入り参加』を申し出てくれる。
少し此処数日の出来事を不信に思いながらも嬉しさが先行して、結局ライブに参加して貰う。
お陰で、酷い体調不良も忘れられ。
ライブ自体は、なんとか事無きを得る事が出来た。
【シアトルの皆さんには、感謝感謝ですね♪】
32日目……【ウエストバージニア州チャールトン】 2月15日(日)
目覚めると、思った以上に体調は良くなったものの……生理が2日目でキツイ。
でも、此処で、崇秀のお父さん秘伝の薬を投入(昨晩飲み忘れ)。
ジンジンと来る嫌なお腹の痛みを何とか抑えて、全力でライブをやる。
もぉ問題なし!!
此処からは……通常程度には体調も戻るんだけど。
33日目【ケンタッキー州フランクフォード】 2月16日(月)
マディソンのフランク=カマラさん(Kランク15位)
34日目【オハイオ州コロンバス】 2月17日(火)
セントルイスのステファン=ドラガンビッチさん(Gランク7位)
35日目【ミシガン州デトロイト】 2月18日(水)
インディアナポリスのエリアス=コーエンさん(Bランク16位)2度目♪
36日目【ニューヨーク州バッファロー】 2月19日(木)
デトロイトのアーニィ=ミクソン(VOランク26位)
37日目【ペンシルベニア州ピッツバーグ】 2月20日(金)
フランクフォードのミル=ワシントンさん(Kランク54位)
……っと、言う風に、次々と一緒に演奏して下さった皆さんがライブに遊びに来てくださり。
私は、それに応える様に、毎日を快調に飛ばして行く。
地球の果てまで絶好調♪
そんで37日には、きつかった生理も終わって。
とうとう38日目【首都ワシントンDC】2月21日(土)に突入した。
いや……もう直ぐ突入すると言った方が、より正確かも知んない。
まぁ現状では、もぉワシントン近くの郊外まで来てるから、そんなに変わんないけどね。
最後までお付き合い下さり、誠にありがとうございますです<(_ _)>
眞子の体調が絶不調な中。
沢山の人達が救援をしに眞子の元を訪れて下さったみたいですね♪
此処から推察出来る事と言えば。
この方達にとって眞子は【目が離せない困った妹みたいな存在】に成りつつあるのかもしれませんね。
まぁ、本人には天然なので、そこら辺の一切の自覚はないでしょうがね(笑)
さてさて、そんな中。
とうとう、このアメリカツアーも最終局面に入りつつあります。
ですがね……( ̄ー ̄)ニヤリ
って感じで。
またなにかが起こるかもしれませんので。
良かったら、また遊びに来て下さいねぇ~~~(੭ु´・ω・`)੭ु⁾
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