第一章・第二十四話【女子会(男と女)】が始まるよぉ~~~(੭ु´・ω・`)੭ु⁾⁾
024【女子会(男と女)】
『なんでこんな話を続ける必要があるんだ?……こんなもん、正気の沙汰じゃねぇぞ!!』
えぇ~~さてぇ~~~、毎度、馬鹿馬鹿しいお話を1つ。
あたくし、倉津真琴が、みなさんにお伝えしたいと思いやす。
えぇ~~~、そんな、あたくしの今回のお題って奴はですな。
『男が女を見て幻滅する瞬間』について、少しの間、皆さんの、お耳汚しをさせて頂きたいと思っておりやす。
えぇ~~~~、ではまず、お題に入る前にでございますな。
予備知識として、昨今の日本の情勢って言うものを、少々知って貰いたい訳でございましてですなぁ。
さてさて、此処でお立会いってもんだ。
昨今、皆さんも『女性の社会進出』なんてお話を、良く耳にすると思われるんですがね。
この『女性の社会進出』に付随して『男女平等均等法』なんて素晴らしいものが、国に拠って制定されてでございますな。
『より良い社会を、男女の差別なく作っていこう』なんて思想が盛り込まれてる訳なんでござんすよ。
それでまぁ、このシステムの方に関しましても、また中々上手く練り込まれたものでございまして。
今までの様に男性のみならず、女性の方々を、もっと社会に華々しくデビューさせて行こう。
または、会社の重要ポストに女性を置いて、女性ならではの感性を輝かせようなんて……まぁ、ちょっと小洒落たバックアップ・システムを、国が行なって行こうとしてる訳なんでございましてですなぁ。
まぁ、これ自身は、勿論の事。
今までの様な、無駄な性差を早急に無くして行き、社会をドンドン平等にして行こう。
……なんて試みなんでございますので、皆様方、何方様にとっても良い話なんでございますがね。
世の中には『表裏一体』なんて、困った言葉もございまして……
良い事がある反面。
必ずしも、悪い面も、そこには存在しちまう訳なんでございますよ。
あたくしはね、そう言うお話を、ちょっくら、この場を借りてさせて貰おうって腹積もりなんですよ。
まぁまぁ、話の内容には、あたくし也の、ちょっくら可愛い冗談が含まれてございますが。
此処は1つ、多少、変な事を言われても、大きな心を持ってムキにならず、馬鹿の言った戯言と思って、軽く聞き流してやっておくんなましな。
その辺を、良くご理解して頂いた上で、じっくりお聞き下さいな。
それじゃあ、早速始めやすぜ。
御代は、聞いての、お楽しみって奴でさぁ……
―――あぁ~あっ、慣れない前口上は疲れたぁ~~~……
(↑結局、愚痴)
***
12月26日PM19:47。
コタツを囲んで鍋を始めたのが約30分程前の事。
俺自身は、眞子と言う立場上、余りベラベラと余計な事を喋る事は許されなかったが。
それはそれなりに、4人で楽しい食事の時間を過ごさせて貰う事が出来た。
まぁ、楽しい食事と言っても、この体が、異常なまでに少量の食事しか受け付けない極度の小食体質なので。
奈緒さんの美味しい特製奈緒鍋を、いつも通り、馬鹿みたいにバクバク食べれた訳じゃなく。
寧ろ、食べたくても、食べれないっと言うジレンマには襲われていた。
だが、それはそれ、奈緒さんの作った鍋は、矢張り絶品中の絶品で。
少量しか食べてないのにも関わらず、気持ち的には十分な程に食事を堪能する事だけは出来た。
まぁ、それとは別に、この女子会の中にあって、俺が、こんな形になっちまったもんだからこそ、今まで見えなかったものが、見えてきた事も有るんだよな。
―――それが、なにかって言うと。
素直や、千尋、それに奈緒さんの、俺が男だった時には全く知らなかった一面。
若しくは、同性と居る時にだけ見せる3人の本性を、少しだけ垣間見た様な気もする。
まぁ、そうやって言うには安いものなんだが、これはこれで、結構、衝撃的なものでな。
まず奈緒さんは……
①怒ると千尋の事を『…豚』と呼んでいるみたいだし。
②意外な程に押しに弱い。
③千尋が実家で退屈すると、頻繁に奈緒さんの所に飯をたかりに来てる様なんだが、文句を言いつつも、最終的には、必ずご飯を作ってやってる。
ホンで電波獣人・千尋は……
①送受信で、カロリー消費が早くなってるのか、究極の腹減り娘。
②自分の都合が悪くなると、奈緒さんの事を失礼にも『鬼ババァ』と呼ぶ。
③機嫌が良い時は、奈緒さんの事を『自分の嫁』とも呼ぶ。
まぁ、この辺は、ナンダカンダ言っても、奈緒さんと、千尋の仲の良さを証明するものでもあり。
喧嘩をしたとしても、基本的には直ぐに仲直りをする、まさに『親友』と呼んで良い関係性だと思える。
若しくは、奈緒さんの言った通り『我儘なアホな子と、過保護過ぎる保護者』って言う方程式が、2人の中で成り立ってるのかも知れないがな。
ほんでまぁ、最後になったが、この3人の中でも、特に一番衝撃だったのは素直。
①あんなに純情そうに見えても、アイツは、結構、エロイ事に興味津々だったり。
②何事も自分で解決するのかと思いきや、意外とチクリ体質だったり。
③元々思い込みが激しい性格だとは思っていたが、俺が思っていた以上に思い込みが激しかったり。
④かなりヒステリックな面を持ち合わせていて、相手を罵倒したりして、意外と激情家な一面を持ってたり。
⑤また逆に、豪く神経質な一面(伊藤の件)も持っていた。
まぁ、この辺については、普段、俺が接していた大人しい感じの素直とは、豪くかけ離れたイメージのものでしかないんだが。
俺は、そんな素直も悪くないと思う。
結局コイツは、ナンダカンダ言っても『純粋』なんだよな。
それに今現在、素直は2B-GUILDのリーダーと言う重責を背負わされている。
だから、せめて、奈緒さん達の様なシッカリした知り合いの前では、こんな風に、少々我儘な自分を曝け出していても良いとも思う。
俺は、普段から責任感が強い素直の事を高く評価しているからな。
……さて、此処までが、前回にわかった女の子の裏の顔についての話をしてみたんだが……そんな話は此処まで!!
奈緒さんが、台所からビールを持って来てしまった以上、こんな話を続ける気は毛頭ない。
今からは、美少女3人をはべらして晩酌じゃあぁぁ~~!!
酒じゃ酒じゃ!!酒持って来~~~~い!!
・・・・・・
……はぅ!!そう言えば、今は俺も女だった……
ちぇ……なんか、そう思うと一気にツマンネェな……
最後までお付き合い下さり、誠にありがとうございますです<(_ _)>
この二十四話に入るに当たって。
まずは、前話までの倉津君の女性陣に対する感想を書いてみましたぁ♪
……っとまぁ、そうは言いましてもね。
少々、異性の目を気にしない面はあるにせよ。
此処までの経過で、特別、倉津君が、彼女達を見る目が変わる程の変化があった訳なく。
今現在ではまだ「まぁ、男女に関わらず、異性の目が無ければ、こうなるわな」って感じですね(笑)
ですが、本当の勝負は此処から。
奈緒さんが「とある、人間の本音を引き出してしまう飲み物」を持ち込んできてしまった為に。
此処からは、その激しさが増してくる可能性がありますのでね。
さてさて、そうとは考えず、呑気に晩酌をしようとしている倉津君。
彼は、一体、この女子会が終わった頃には、どんな光景を目にする事に成るのか?
それは次回からの講釈。
興味を持って頂けましたら、是非、また遊びに来て下さいねぇ~~~(੭ु´・ω・`)੭ु⁾⁾
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