●前回のおさらい●
精神的な苦難を乗り越え、女性物のパンツを履く事には成功した倉津君!!
さぁ、次なる刺客『ブラジャー』出ませい!!
(この話は、女体化した倉津君が、女性物の服に着替えてるだけです(笑))
……あぁ、でもでも。
そうやって解らないんだったら、解らない也に、生粋の女の子である奈緒さんの着替えを手本にしたら良いんじゃねぇのかな?
そうすりゃあ、ある程度は、ちゃんとブラを着けれるだろうし、ひょっとしたら見栄えする様な出来栄えになるかもしれないしな。
特に奈緒さんは、胸に関しては凄く気にしてる部分があるので、おかしな付け方はしてないだろうと確信が持てる。
そんな風な結論に至ったので、奈緒さんの着替えを参照したブラの付け方をしてみる事にした。
しかしまぁ、こう考えると、あれだな。
世の中、何処で、なにが役に立つのか解らないもんだな。
毎回、コソコソと彼女の着替えを覗いていた事が、こんな所で役に立つとは夢にも思わなかったわ。
人間、何事も経験しておくもんだな。
(*・ω・)(*-ω-)(*・ω・)(*-ω-)ウンウン♪
……ってな、自分の覗きを正当化する様な、訳の解らない理屈を唱え。
おかしな感傷に浸りながらも、再度、ブラの着衣に向かってチャレンジ開始!!
えぇっと、まずは、どうだったけかな?
此処で俺が、奈緒さんの着替えを覗いてた時の事を思い出すとしたら……
確か奈緒さん、いきなりブラのホックを付けて、背中にホックをクルクル回すんじゃなく。
最初にストラップに腕を通してから、やや前屈みになり。
そこから、その重力を利用して、オッパイにブラをフィットさせてた様な気がするな。
まぁ『この行為から生じる違い』って言うのは、正直俺には解らんが。
生粋の女子である奈緒さんが、そうやってブラを付けているのであれば、これが間違いなく「正しいブラの付け方」なのだろう。
よし!!ならばまずは、その方法を実践してみっか!!
「って事で、こっ……こうかな?こんな感じか?」
俺は、なんとも言えない様な違和感を持ちながらも、やや前屈みな状態でブラのストラップに手を通し。
これまた、なんとも言えない様な感覚で、自身の無駄に大きくなった胸に、ブラを宛がってみた。
そしてその瞬間。
これはパンツの時にも思ったんだが。
女性の下着って、男物と比べて、なんか全体的に柔らかいんだな、とか妙に思ってしまう。
そんで、そんな感想が出た後、そのままの体勢で奈緒さんは、後ろ手で器用にホック止めてた様な気がしたので、更に、それを真似ようとはしたんだが……大丈夫かな?
って言うのもな。
俺、変に体が硬い所があるから、此処に関してはちょっと不安に感じているんだよ。
だから此処で『あんなに器用に、腕が背中に回るもんなんかなぁ?』っと言う疑問が浮かんだ訳ですわ。
だが、そんな俺の意志に反して……
「おっ、おっ……なんだ、これ?スゲェ、体が柔らかい」
男に比べて女性は、比較的体が柔らかいのか。
なんの苦労もなく、拍子抜けなぐらいアッサリと背中にあるホックに手が届き、キッチリとホックを付ける事に成功した。
うむ……これはどうやら『案ずるよりも産むが易し』の様だったな。
……で、これでブラの着衣は終わりかと言えば、まだ続きがあってだな。
この後の奈緒さんの行為は、俺には、よく解らんのだが。
最後に、脇や背中に逃げてる肉を中央に寄せて集めてフィニッシュ!!……してた様な気がするんで、一応、これもやってみて置くか。
「おりゃあぁ~~~っと」
ハァ~~~、これで漸く、ブラを付ける工程は終わりだったと思うんだが。
なんか、ブラを付けるって言う行為をしただけなのにも拘らず、メッチャ疲れたな。
ブラを1つ着けるだけでも大変だな、こりゃあ。
まぁまぁ、そんな事よりもだ。
先に、今の自分の姿が変じゃないかを鏡で確認しねぇとな。
パンツ同様、キッチリ付けれてなければ意味が無いのは当然の事。
やっぱ、まだ『女装してる自分を想像してる部分が残ってる』からこそ、余計にこう言う部分が気に成ってしょうがねぇんだよな。
ってな訳で。
まだ、自身の姿を全体で見るのは怖いので、パンツの時同様。
ブラだけに集中して、胸がおかしな事に成っていないかの確認をしてみるかな。
どれどれ?
「あっ、あれ?……なんだこりゃ?解らない也にも、苦労しただけの甲斐はあって、見た感じ、意外と上手く行ってる様に思えるな。……これって成功なのか?」
何故か、思ってた以上に、手際良く上手く行ったのか。
綺麗に青空色のブラが俺の胸を包み込んでくれてて。
ノーブラで胸を放り出していた時とは比べ物に成らないぐらい、ブラが俺の胸を大きく演出してくれている。
……デカッ!!
……にしても奈緒さん。
なんで、こんな大きなサイズのブラ持ってんですかね?
完全にサイズを間違ってますよ。
俗に言う『パット増量』って奴ですかね?
いや……この事は忘れよう。
此処は、絶対に『聞かぬが仏』余計な事を言って、まだ死にたくねぇしな。
……っでまぁ、そんな風に、軽いジョークを交えながら。
スカイブルーの上下女性物の下着を付けた状態で、鏡で下着チェックしていたんだけどな。
フッと、何気に顔を上げた時。
此処で初めて、鏡の中の、今の自分の全体像が目に飛び込んで来たんだが……なんだこれ?
いや、なんて言うか、自分で、こんな事を言うのも、非常に気持ち悪い話なんだがな。
なに、この強烈極まりない下着姿の美少女は!!
俺としては『眉間に皺を寄せて酷い顔をしてる』としか認識していなかったので、ずっと、自身の全体像から目を背けてたんだけどな。
鏡に映る俺の姿は、そんな俺の想像していた様な酷い姿はどこにもなく。
どこからどう見ても『男心を擽る様な困った顔』をしてるだけの下着姿の美少女が、そこに立ってるだけなんだよな。
いや、ほんと、誰これ?
これがマジで、今の俺なのか???
……ってかな。
もぉ、此処まで来たら逆に、今更女性の服を着るとか、着ないとかの問題じゃねぇよな。
いや寧ろ、今の姿の俺に、こんな格好をさせてる事自体が、どうかしてる。
……って言うか。
こうなる事を想像出来たからこそ、今朝、奈緒さんは、あんなに強引な言い方をしてまで『女性物の服を強要してきてたんだな』
なんか、その真理が解ったら、奈緒さんには申し訳ない事をしてしまったな、っと言う気持ちしか湧いてこないな。
ホント、ドン臭くて、すんません。
まぁそれになによりな。
例え、そうじゃなかったとしても。
なんだかんだ言いながらでも、こうやって女性物の下着を付けてしまった以上、もぉ後戻りは出来ないし、これ以上の変態もねぇだろしな。
此処から更にスカート履こうが、ニーソックス履こうが、セーラー服着ようが、上下の女性下着を付けた時点で、どの道、男としての俺は『OUTの烙印』を押されたのも同然。
だったらもぉ、此処からは、な~~~~んも考えんと、サッサと奈緒さんが置いて行ってくれた服に着替えちまおっと。
いい加減、下着だけの格好じゃ、マジ寒くなって来たしな。
こうやって『男として大切ななにか』と引き換えに俺は、奈緒さんが用意してくれた服を一気に全て着て、暖をとった。
***
はぁ~~~~~~!!ヤッタァ~~~~!!漸くやりましたよ俺!!
此処に至るまでには、色々と複雑な心境もあったが。
最後は、自身の女性の姿に納得出来たのかして、なんとか女性物の衣服については、これにて完了ですよ!!
これで、当初は『あれ程ハードルが高いと思っていた高難易度ミッション』を、漸くコンプリートする事が出来ましたぞ!!
いやはや、頑張ったな俺!!
ホント、色々あったけど、頑張ったな俺!!
けど、そう思うと同時に……
矢張り、男としての俺も、色々終わった様な気がするな……
なんだろう?
この言い様のない、悲しい気持ちは?
最後までお付き合い下さり、誠にありがとうございますです<(_ _)>
さてさて、苦難(?)を乗り越え。
漸く、女性本来の格好になる事が出来た倉津君なのですが。
此処で、皆さんも、ちょっとは気に成っている『今現在の倉津君の容姿』についてお話したいと思いますです(笑)
身長:164cm
体重:52kg
BWH:83・59・82
……って感じでございます(笑)
そんでまぁ、身長に対して『体重が少々重いかなぁ』っと感じられる方も居られるとは思うんですが。
倉津君自身が、元々筋トレなどをしていたので、筋肉で、少々重たくなってる感じですね。
(脂肪より、どうしても筋肉の方が重たくなりますからね(笑))
ですが、その分、出る所は出て、高身長の割にウェストが引き締まった体型に成ってる感じでもあります。
(出る所が出てるについては、一晩で女体化する程の女性ホルモンが分泌された影響が出た物だと思われます(笑))
さてさて、それで最後に成りましたが。
今現在の倉津君の顔なのですが……
芸能人で例えるのであれば『浜辺美波さん』の様な感じで想定しています。
うん……ヤバいですね(笑)
さてさて、そんな感じだと、とうとう認識した倉津君が、この後、どんな行動を取るのかは……次回の講釈
少しでも気にして頂けたら、また遊びに来て下さいねぇ~~~(੭ु´・ω・`)੭ु⁾⁾
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