第一章・第二十三話【女子会(始まり)】が始まるよぉ~~~(੭ु´・ω・`)੭ु⁾⁾
023【女子会(始まり)】
『身に沁みたよ。世の中には、知らなくて良い事ってのが、本当にあるもんなんだな』
はい、どぅもぉ~~♪
前回、男として大切な何かを沢山失ってしまいながらも、なんとか女子ってるヤケクソ気味の倉津真琴で~~~す。
いやもぉ、なんだったら、いっその事、この姿なんだから……
『こんにちわ♪みんな、元気してたかな?倉津真琴だよぉ~~~♪じゃあ、お話を始めるねぇ♪』
……の方が、なんの違和感もなく、この女に成っちまった哀れな俺の姿を受け入れて貰えるもんなんかのぉ?
この辺は、どうなんだろうか?
―――なに?言うに事欠いて、マジそれでOkだと!!
寧ろ、そっちの方が最高だから、ズッとそれで通せだと!!
・・・・・・
……ハイハイ、そうだよねぇ~~~。
こんな可愛い形をしてるなら『そんな鬱陶しくも荒っぽい男言葉なんか今更使うな』って言いたくもなるよねぇ~~~。
解りますよ、解りますよ。
俺だって、この事態が自分に起こってなかったら、きっと同じ事を言うだろうからな。
その気持ちも解らなくもないぞ。
ホント、自分で言うのもなんだが、そんな風に思わせるほど、可愛過ぎて、ちゅんまちぇんねぇ~~~。
男言葉が鬱陶しくて、ごめんなさいねぇ~~~だ。
ってか、オマエ等、マジで一回、殴ったろか?
オマエ等には、人の心ってもんがねぇのか?売り切れなのか?
こんな姿に成っても尚、頑張り続けてる俺の姿を見てなにも感じねぇのか?
コンチクショ―!!
……けど、オマエさん方よぉ。
これだけは、キッチリ、此処で言って置きますがなぁ。
『どんなに俺が可愛い形であろうとも、これ以上の悲惨な事態に陥ろうとも、絶対に、この心の中での男言葉だけはヤメねぇからな!!』
そこんとこ『だけ』は夜露四苦!!
***
……ってな訳でござんしてな。
毎回の恒例になりつつある前回の愚痴も、こうやってジャブ程度に撃ち込み。
今回の愚痴に至っては、早期に終了。
そして、少しそうやって前回の愚痴を吐く事によってスッキリした気分のまま。
此処で本来なら、ガツッと本編を決め込んで行きたい所なんだがな……
今回に至っては、そう言う訳にもいかない理由があるんだよ。
まぁ、その辺については、もぉタイトルを見て貰ってる時点でお察しだとは思うんだが。
今回の話自体が、男(の気持ち)である俺の存在を完全に無視した様な『女子会』ってのが、お題目だからなんだよ。
なんで、この女子会と言う物について、少々説明しておく必要があると思うんですわ。
まぁ、そうやって仰々しく言ってみたものの、実際は、そんな警戒す様の話ではなく。
本来の女子会の姿と言うのは、書いて字の如く、異性を入れず、同姓である女子だけが複数人集まって飲み食いしながら、みんなで『近況報告』や『恋愛話』っと言う楽しい会話をするのが名目の飲み会の事を指して言うもんなんだが……
……裏を返せば、その真逆も然りでだな。
異性の目を気にして普段は言えない様な『悪口』&『愚痴』なんて言う物が飛び交う。
女の子の持つダークな一面を、誰の視線も気にする事無く、負のオーラを全開に放出しながら、言いたい放題、好き勝手言って盛り上がるだけのダークな集まりって噂もあるんだよな。
しかも、その今回の女子会の参加者が……
そのどちらが目的とも解らない女子会を目当てに、奈緒さん家に集まって来るのが有野素直・樫田千尋(予定)の両名がエントリー。
ほんで、他の参加者としては、この場所の提供者で、この家の借主である奈緒さんは当然の事ながら。
最後に、俺の代役を買って出てくれた謎のXX染色体人格・倉津眞子を加えた4人っと言う面子で、この女子会っと言う奴が開催される訳なんだがな。
もぉ既に面子が濃すぎるって……
特にこの出席者の中でも、俺のXX染色体が人格を持ったと言う異端なオーラを放つ眞子に関しては、今の所はまだ謎が多く。
未知数な部分ばかりが目に付き、コイツが、この女子会で、どういう動きを見せるのかさえ全く解らないので、今現在では、完全な不確定分子。
なので、まだ何とも言えない所ではあるんだが。
奈緒さんや、アホの千尋は、兎に角、キャラの灰汁が濃いぃぃぃ~~~ので、不安が募る一方な訳ですよ。
まぁ言うて奈緒さんは、俺の事情を知っての上での参加なので、そこ迄ドギツイトークはしないとは思うんだが……
どうしても千尋がなぁ。
なんと言っても、この千尋と言う女は、通常の状態であっても、変な所からおかしな電波を受信する機能があるから。
コイツが、この場に存在するだけで、間違いなくダークでヤヤコシイ話になって行くが簡単に想像出来ちまうんだよなぁ。
特に女子だけの飲み会だから、変に気を許して、何を言い出したもんか解ったもんじゃない訳ですわ。
……ってかな、正直言っちまえば。
俺としては、千尋とは小さい頃からの付き合いがあるから、あんまコイツのそう言ったダークな一面を見たくないんだよな。
なんだか、俺が持つ千尋へのイメージが壊れてしまいそうで、結構、怖いんだよ。
(↑実は、千尋には良い印象しか持ってない俺)
んで、そんな濃いぃ2人の中にあって、この2人以上に注目株なのが最年少参加者の素直。
彼女が、この濃いぃ面子相手に、どう言う風に立ち回りを見せるのかが、この会の一番の見所だと言えるだろうが、此処もどうなったもんか解ったもんじゃない。
まぁ素直は、何処まで行っても素直だから大丈夫だとは思うんだけどな。
さてさて……そんな風に、どうなる事やら見当もつかねぇ様な状態ではあるんだが。
いつまでも此処で、俺が女子会の事情や説明を話してても拉致が明かねぇので、そろそろ本編の方に行ってみるかね。
みんな、この前説にも飽きて来た頃だろうしな。
……ってな訳で、本編スタートと行ってみますかね!!
あぁ、そうだそうだ……
この話を始める前に、此処だけは、最後にどうしても1つだけ憶えて置いて欲しい事があるんだがな。
【一番最初に俺が冒頭で言った言葉だけは、絶対忘れない方が良いぞ】
これ、かなり大事な忠告な。
んじゃま、今回の俺は傍観者ってお気楽な立場なので。
この会に関しては直接関係しない事に成ると思うので、これ以上は無駄な問答をしてないで、本編を始めていきやぁ~~~す。
さてさて、みんな、女子達の本性を知る覚悟は出来たかな?
もし、その覚悟が出来たと言うのならば……Well come to the Nightmare!!Get ready!!だ。
女子会と言う名の、最高の悪夢へようこそ……
ってか、眞子マジで頑張ってくれ!!
頼んだぞ!!
最後までお付き合い下さり、誠にありがとうございますです<(_ _)>
第一章・第二十三話【女子会(始まり)】がスタートいたしましたぁ~~~(੭ु´・ω・`)੭ु⁾⁾
そしてそんな中。
『女子の本性を知りたい』っと思う反面。
『女子の本性を知って幻滅したくない』っと言う両方の気持ちを倉津君が、初っ端から語って来たのですが。
こんな物、実際の話だけで言えば、男女問わず『そんなに内容は変わらないもの』なんですけどね(笑)
ただ倉津君は、女性に対して、かなり強い幻想を持っていますので。
『女子には、あまりそう言う話をして欲しくない』って願望から、今回もなにやらゴチャゴチャ言ってたみたいです(笑)
……っと言っても。
始まってしまえば、後は野となれ山となれ。
面子が面子なだけに、きっと倉津君は『女子への幻想を打ち砕かれて地獄を見る』事に成るでしょう。
まぁ、そんな感じで次回のお話を書いて行きたいと思いますので。
少しでも此処に興味を持って下さる方が居られましたら、是非、また遊びに来て下さいねぇ~~~(੭ु´・ω・`)੭ु⁾⁾
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