最後まで奏でられなかった音楽

どこかお間抜けDQNな不良さんのゆったり更生日誌(笑)
殴り書き書店
殴り書き書店

716 女性としての面子

公開日時: 2023年1月23日(月) 00:21
更新日時: 2023年1月24日(火) 23:00
文字数:1,805

●前回のおさらい●


 崇秀に1人の女性として見て欲しい眞子は、自分の初めてを奪って欲しいと言い出した。

そんな彼女の対して崇秀は『魅力が足らんからイラン』っとハッキリ断言。


ムカついた眞子は『じゃあ勃起したら抱いてよね』っと言い、崇秀が立つ様に頑張ってみるが……

 しくしく……無理でした。


今、制限時間の半分が過ぎて5分程経ったんだけど。


その間、一生懸命ね、手でやってみたけど……

なにをどうやっても、さっきみたいな『ジャックの豆の木』みたいな現象は起こらないのよ。


それ処か、見事なまでに『フニャチン』のままだぁ~~。


ねぇねぇ……ちょっと、自信が無くなりそうだから質問なんだけど。

私に、一般的な健全な中学生2年生がこんな事されたら、普通此処で思い切り立つどころか、イッちゃてるよね?


なのに、なんで、この人立たないの?



「もぉ良いか?満足したか?」

「してない。……それに、なにも納得出来無い。まだ5分有るもん」

「ふぅ……じゃあ、どうすんだよ?時間一杯まで、俺のチンコがモゲるまで、しごくつもりか?」

「だって、おかしいよ。普通なら、絶対に此処でビンビンに立つ筈だよ」

「知るか。……立たねぇもんは、立たねぇの」


もぉムカツクなぁ!!


こうなったら、本当は、これだけはしたくなかったけど。


最後の手段だ!!


眞子の覚悟を見せてやる!!



「あ~~~~~ん」


・・・・・・


うぅ~~~~、ヤッパリ、厳しいよぉ~~。


口を大きく開けて準備したものの……


これは、本当に厳しいや。


今、目の前にアレが有るんだけど……

このグロイ物を、口の中に入れなきゃいけないの?


うぅ~~~~、本当に、これだけは、絶対に嫌だったんだけどね……


でも、ここまで屈辱を与えられたんじゃ、私の面子が……



『ポカッ』



……痛い。



「バカタレ……いい加減しろつぅの。オマエが幾ら、んな事しても、立ちゃしねぇよ」

「良いじゃない!!最後まで、やらせてよ!!だって口惜しいんだもん!!」

「ふぅ~~~。どうやらオマエは、まだ、なにも解ってないみたいだから教えてやるがな。あのなぁ眞子。ハッキリ言うがな。俺……エロイ女が嫌いなんだよな」

「えっ?……それって、どういう事?」

「まぁ言うなればだ。自分から『して欲しがる様な欲求不満な安っぽい女』には全く興味が湧かない。だから、そう言う奴には、なにをされても立たないの」

「酷い!!それなら、そうと先に言ってよね。……もぉ大恥だよ」

「なに言ってやがる。俺は、最初から『オマエには無理だ』って言っただろうが」


確かに、さっき、そんな風な事を言ってたね。


でもさぁ。

それって、違う意味でとらない?


まぁ良いや。

今のセリフで『仲居間崇秀攻略』の糸口が見えてきたもんね♪


私は再度立ち上がり、崇秀の前に立つ。


今度は一発で決めてやるもんね!!



「崇秀君が、どうしても、やりたいって言うなら……私……良いよ」


顔を、少し俯かせて。

震える両手で、スカートを少しだけ上げて『パンチラ』


これなら……どぉ?


『パンチラ好き(仮定)』の崇秀なら、こうかは絶大な筈だからね!!


今度こそいけるんじゃない?



「ププッ!!」

「へっ?」


なんで笑うの?


崇秀の大好きな『パンチラ』だよ?



「あはっはははっはっはは……死ぬ!!死ぬ!!馬鹿じゃねぇのオマエ?立たせる処か……笑わせてどうすんだよ?それ、どこのエロ漫画見たんだよ。腹痛ぇ!!」

「えぇ~~~。こんな恥ずかしい思いをして、その反応?……」

「あっはははっははっは……アホだコイツ!!」

「もぉうるさいよ!!もぉ良い加減、立ててよぉ!!」

「ヤダね。あっはははっはっはは……」


『ガラッ』


えっ?


なんで襖が開くの?



「OH、仲居間の旦那さん。オッちゃんが、美味しい、美味しいデザート持って来てたったでぇ。受けと……って、ブッ!!」


いっ……


いっ……


いやぁああぁぁぁ~~~~!!

なんで此処のオッサンは、人がスカートをたくし上げてる時に、わざわざタイミングを計った様にデザートなんか持って来るのよ!!


急に入って来て、なに勝手に見てんのよ!!


もぉ!!人のパンツ勝手に見んな!!



「OH~~~、これは、これは、デザートなんかより、えぇもん見せてもろとるみたいやな!!テリーのオッちゃんも便乗して、あそこビンビンやわ」


違う~~~!!


勝手に、オマエがチンコ立つな!!


……ってか!!

それよりもなによりも。

オッサンに反して、崇秀は、私を見てケタケタ笑ってるだけで、アソコは完全に無反応だし……


もぉ最悪だよぉ~~~~!!


ただの見せ損じゃん!!



「オッちゃんとこ、エロ禁止やけど。……アンタさんみたいな『別嬪さん』やったら続けてもえぇで。……さぁさぁ、遠慮せんと。なんぼでも、どうぞ、どうぞ」


『別嬪さん』……


あぁ、そうですか?


じゃあ……



……って、するかぁ!!


最後までお付き合い下さり、誠にありがとうございますです<(_ _)>


崇秀……勃ちませんでしたね(笑)


まぁ崇秀程の百戦錬磨に成ったら、この程度の刺激では立たない……っと言いますか。

起たなくする方法なんて幾らでも持ってるんでしょうね(笑)


しかも、最後の手段でパンチラさせた途端、テリーのオッちゃんが乱入(笑)

そんでオッちゃんはキッチリ勃起したが、崇秀はケラケラ笑うだけで、矢張り無反応。


最悪なオチまで着いたようです。


まぁまぁ、眞子には少々可哀想な事をしましたが、崇秀相手だとこんなものでしょう(笑)


さてさて、そんな中。

こうして眞子の女性としての面子丸つぶれに成ってしまった訳なのですが。

次回は、そんな眞子の心境を書いていきたいともいますので。

良かったら、また遊びに来て下さいねぇ~~~(੭ु´・ω・`)੭ु⁾⁾

読み終わったら、ポイントを付けましょう!

ツイート