第一章・第四十八話【A certain woman's consciousness(ある女の自覚)】が始まるよぉ~~~(੭ु´・ω・`)੭ु⁾⁾
048【A certain woman's consciousness】
『アイツは自分勝手な男だよ。……そんな深い事情を、1人で抱え続けているなら……』
……物音1つしない病室。
廊下の行きかう患者や、医者の喧騒さも、なにも気にならない程の完全な静寂。
再び訪れた沈黙を打破する方法は、なに1つとしてなかった。
眼の前で見せ付けられた、崇秀と言う人間の生き様には呆然とするしかない。
『余りにも大き過ぎた【死】と言う名の衝撃的な事実』
『余りにも凄惨で、過酷を極めた崇秀の人生』
『余りにも大き過ぎる、崇秀の人間性』
それになにより……
『どこまでも徹底した。あの【お節介】ップリ』
人は、あそこまで色々な事を考えながら、他人の為だけに生きられるものなんだろうか?
この、どれをとっても、誰にも真似出来ない様な行動。
崇秀の行動は、常に常軌を逸っしている。
もっと言えば、既に人の枠から見事なまでにハミ出したクローンと言う『神への越権行為』ですら厭わない。
それはまるで、あたかも単身で『神に挑む様な行為』ばかりだ。
……それでも崇秀は『その行為を決して辞めようとはしない』
例え、自身の寿命が尽き、自分が死んだとしても、その運命の神に背く様に何度も蘇り。
自分に、そんな過酷な人生を背をわせた無慈悲な神に挑み続ける。
恐らくはそれさえも、全てが無謀な挑戦だと言う事を……本人自身が一番解って居てもだ。
……その上で、自分の才能は『他人の為だけのもの』だと言わんばかりに振る舞い。
国籍も、なにも関係なしに、努力する者全てに、自分の持つ全てを与え続ける。
私なんかでは、到底真似の出来無いものばかり。
正直言えば……理解に苦しむ様な献身的な行為でしかない。
『それでも崇秀は、矢張り、止まる事を知らない』
本当に、ブレーキの壊れた暴走機関車の様な男だ。
……そんな無茶苦茶な人生を何度も送り続ける彼を見ていて、少しづつ、その崇秀の意思に感化されてきたのか。
私も、自分也に出来る範囲より、少し上のレベルで『新たなる目的を持つ』事にした。
……今回のこの話は、そんな『私が目標を持つ』に至るまでの、奈緒ネェとの2人での会話の話。
そんな話でも良かったら、是非お聞き下さい。
でわ……どうぞ。
最後までお付き合い下さり、誠にありがとうございますです<(_ _)>
崇秀の壮絶な生き様を見せられた眞子と奈緒さん。
そんな彼女達には、一体、今回の崇秀の姿はどう映ったのか?
そして、どう変わっていくのか?
今回の四十八話は、そう言った類の話を書いて行きたいと思いますので。
今の自分に不服がある方は、是非、続けて読んでみて下さい。
意外と、何か得る物があるかもしれませんよ(笑)
そして、そんな友人が欲しくなるかもです(*'ω'*)b
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