椿の家庭にて、今日は夜ご飯が豪勢な料理だった。
椿の家。
〈椿〉明日か、ついに、開催するんだな。負けられない
〈蓮〉お兄ちゃん、どうしたの?真剣な顔して
〈椿〉ああ、明日BGFがあるんだ。
〈蓮〉あ、あの大会やるんだ、なんか中止って聞いたけど
〈椿〉え?中止?こっちでは延期ってなった。それで、明日ついに開催する
〈蓮〉そうなんだ...あのさ
〈椿〉どうした?
〈蓮〉勝てるよね?
〈椿〉ああ、勝つさ!
〈蓮〉! うん!頑張って!
〈椿〉え?ああ
そういうと、蓮は部屋から出ていった。
〈百合〉椿、蓮!ごはんだよ!
〈椿〉へーい
と、椿は部屋からリビングにきた。
〈椿〉あれ?今日唐揚げ?どうしたんだ?ごうせいだな
〈百合〉うふ、頑張っちゃった、明日BGFでしょ?
〈椿〉え?そうだけど
〈百合〉勝ってもらわないとね。だって、負けたら廃部なんだよね?
〈椿〉なんで?その事を
〈百合〉さっき一星くんが、教えてくれたわ
すると、百合の頭の中で一星との会話を思い出していた。
〈一星〉(!椿のお母さん!久しぶりです!)
〈百合〉(あら!一星くん!久しぶりね!明日BGF頑張ってね!椿の事頼んだわよ)
〈一星〉(そのことなんですけど、実は...)
一星は百合さんに事情を話した。
〈百合〉(そんなことが、それで?どうなるの?廃部になるの?)
〈一星〉(それは、まだ、でも椿なら、勝ってくれると思います。昔からたよりになりますから。けど、相手は今までより手強いです。もし、負けたらって。それで、お願いがあります。お母さんの百合さんなら椿の気持ちわかると思います。だから、今まででどおり元気に過ごしてやってください)
〈百合〉(わかったわ。けど、私は母。たしかにあの子の事よくわかってるわ。けど、それ以上にあなたもあの子のこと、わかってるはずよ。なにがあっても信用できる!って。あと、今日はBGFに向けて、唐揚げにするわ!廃部なんてさせないわ。あの子が苦労してつくった部活だから)
百合はその話を思い出していた。
〈椿〉どうしたんだよ
〈百合〉なにもないわ、食べましょ
〈椿〉おう
そういうと、百合は一時その場を離れた。
〈百合〉いい友達を持ったね。勝てるといいね。信用してくれてる仲間のためにも
百合は心から椿たちを応援している。
ー 30 唐揚げ ー 続く
ー 30 唐揚げ ー 続く
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