前回までは、椿、坂梨、要の三人で伝説ののむレモンヨーグルトを探す事になった。コンビニにはなかったのでスーパーに向かうことに。オオカミや台風のような猛威を突破し、なんでも揃うスーパーに行く途中にオオカミに買われてしまい、ここにもなかった。落ち込んだ椿だったが、要と坂梨の元気付けで椿に笑顔が戻るのだった。
〈椿〉よっしゃ!! 次の店行くぜ!
〈要〉その意気だ!
〈坂梨〉うん! 行こう!
〈椿〉でもどこ行こう? もう売ってないんじゃあない?
〈要〉ん~たしかになー どうする?
〈坂梨〉そうねー どうしよ? でもまだ近くにコンビニやスーパーはあるから、とりあえず行けるところまでいきましょ!
〈椿〉よし! きた!
〈要〉そやな!
と、三人は次のコンビニを目指し歩き始めた。
すると、向かう途中、ある女性にあう。
〈のぞみ〉あれ? どうしたの? こんなところで?
〈要〉ん? この声は? のぞみちゃん!?
〈のぞみ〉そだよ!
のぞみちゃんはニコッと微笑んだ。
途中で会ったのは、のぞみちゃんだった。のぞみちゃんは学校の帰りのようだ。
〈椿〉おお! 久しぶり!
〈のぞみ〉あ~ 椿くんだ、久しぶり!
〈坂梨〉だれ?
〈椿〉そっか 坂梨は知らないもんな
〈要〉あたしの友だちや! 紹介するなー 北間のぞみちゃん!
〈坂梨〉私は坂梨天嶺よ、よろしくね!
〈のぞみ〉北間のぞみです。よろしくお願いします
のぞみちゃんは礼儀正しく、お辞儀をして自己紹介をした。
〈のぞみ〉ところまで、なにしてるの?
すると、要が答えた。
〈要〉実は新商品ののむレモンヨーグルトを探してんだけど、やっぱりどこもなくてさー
〈のぞみ〉のむ......レモンヨーグルト?
〈要〉そう
〈のぞみ〉あー、あの新商品かー あれなら家に一杯あったよー
〈椿〉え!!? 本当に!?
〈のぞみ〉うん
〈要〉本当に!?
〈のぞみ〉うん
〈坂梨〉本当ですか!?
〈のぞみ〉う、うん
〈のぞみ〉よかったらあげようか?まだあったと思うけど?
〈要・坂梨・椿〉本当に!?
と、三人は目を麗わせていた。
〈のぞみ〉え? あ、う、うん......いいよ、てか近い
〈のぞみ〉すぐそこだし、ついてきて
〈椿〉おおお!!神だ!!
〈要〉天使だ!!
〈坂梨〉ゴッド!!
〈のぞみ〉あはは......そんなに? 早くいこ
三人はのぞみちゃんの家に行くことになった。
のむレモンヨーグルトを求め、ついに!レモンヨーグルトの天使様が現れた。
しかし、三人はのぞみちゃんの家につくと思いもよらないことでびっくりすることになる。
ー 63 レモンヨーグルト4 ー 続く
読み終わったら、ポイントを付けましょう!