2-C教室内にて

〈柄本会長〉ふぁ～！眠いな

〈芽果〉柄本くん、眠そうだね？

〈柄本会長〉まあな、最近、やること多くてな、政党もあるしな

〈芽果〉そうですね、最近ばたばたしてるよね。生徒会室で、コーヒーでも飲みますか？

〈柄本会長〉おお！いいね！お前の入れるコーヒーうまいから！入れてくれよ！

〈芽果〉え！？なに！急に、顔近い！

〈柄本会長〉え？すまん、すまん

〈芽果〉早く行きましょう！

と、芽果は、突然の出来事に、顔をポッと赤くし、恥ずかしがった。

二人は生徒会室に向かった。

柄本会長は、扉を開けて椅子に座った。

〈芽果〉柄本会長、コーヒーにお砂糖は？

〈柄本会長〉いや、いい。ブラックで

〈芽果〉わかりましたわ

そういうと、芽果は、コーヒーを淹れた。

〈芽果〉はい、どうぞ

芽果はいれたてのコーヒーを柄本会長に渡した。

〈柄本会長〉おう、サンキュ！

柄本会長は、コーヒーを飲んだ。

〈柄本会長〉おっ！うまい！さすがだな！

〈芽果〉よかった！

〈柄本会長〉おう！早速書類の続きを

〈芽果〉はい、頑張ってください！

そういうと、芽果はとなりで、柄本会長を見つめていた。

その光景を窓から明かりが差し込み、二人を照らした。

その瞬間を二神と坂尾は途中まで見ていた。なんだか、この優しい光景と、二人をみて、入りづらくなった。二神と坂尾は少し時間をおいて、また、生徒会室に向かったそうだ。

ー　19 優しい光景　ー　続く