今日は慌ただしかった。それは、あるお店でこの時期にマスクと消毒が大量に手にはいるという。しかも数量の制限もなくいくらでもあるだけ買えるという。素晴らしいお店だ。しかもそのお店は、ドラッグストアとかスーパーではない。学校近くのパン屋だ。最初に見つけたのは保健師の園部先生だった。
〈椿〉なんか、今日は慌ただしな?職員室が
と、椿は職員室の前を通りすぎる。
〈阿倍先生〉よし!いきましょう!
〈大戸先生〉阿倍先生!私も行きます!荷物持ちます!
〈当間〉私もいきます!
〈阿倍先生〉ありがとうございます!助かります!他は行かれる先生方は?
〈川上先生〉私がいきます!体力と力には自信あるので!
と、体育の川上瞳子(かわかみ とうこ)先生も加わる。
〈阿倍先生〉もう!昼休みの時間ものこり少ないです!急ぎましょう!お金は用意済みですか!?
〈教頭先生〉お金なんて、学校の経費を使えばいい!このお金を使えばいい!悪いけど、頼んだぞ!できるだけ多く買ってきてくれ!
〈阿倍先生〉はい!ではいきましょう!谷武軍!出陣!
と、阿倍先生、川上先生、大戸先生、当間先生の4人がマスクと消毒を買うために、そのパン屋に向かう。
そのパン屋の店名は「プリティ」だ。学校を右に歩いて大体6、7分のところにある駅よりのパン屋だ。
4人はそこに向かった。
〈阿倍先生〉ここです!
と、店にはいった。
〈阿倍先生〉すみません!マスクと消毒はまだありますか?
〈女性店員〉ええ、まだありますよ?ですが、パンを一つでも買っていただいたお客様のみとなっております
〈阿倍先生〉わかりました。どれぐらいありますか?
〈女性店員〉そうね、マスク11と消毒はもう5ね。マスクは50枚入りよ
〈阿倍先生〉わかりました!ではそれで
と、マスクと消毒を買った。4人いるので、パンを一人三つずつ買った。12個のパンとマスク11箱と消毒5個を持って学校に戻った。
学校につくと、教頭先生やほかの先生たちが拍手の喝采をあびる。
〈教頭〉よく戻ってきた!ところでそのパンは?
〈阿倍先生〉あ、パンを買わないマスクと消毒がかえないと言われたので、4人で三つずつ買いました。みんなで食べてください!
〈教頭〉そうか!小腹には最適だな!すまないな!あありがとう!
と、阿倍先生、川上先生、大戸先生、当間先生、そして最初に知らせた園部先生の活躍により、次の日から学校で、生徒用の消毒が追加することができた。
マスクは一人一枚ずつ配られた。
ー 25 マスクと消毒 ー つづく
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