今日は柄本会長と芽果はデートをしていた。
〈芽果〉さあ!行きましょう!映画館!
〈柄本〉え?もうここ映画館じゃん
〈芽果〉う、うるさいわね…… 中に入るよってこと
〈柄本〉あ、そう
二人は映画館に入った。
芽果は映画を見て泣いていた。そして、おどおどして、焦ったり、色んな感情移入していた。
そこで、柄本会長は椅子の飲み物がおける丸いくぼみの近くに手をおく。
芽果はニヤっとした。
〈芽果〉(ふふっ…… ついにきた!この時を待っていた!デートプラン3!それは!あっちゃんがこの場所に手を置いたら、手を繋ぐ!映画館手繋ぎ作戦!)
と、芽果は、柄本会長の手を繋ごうと……
てを伸ばした。
すると、柄本会長は動いた。
〈柄本〉ごめん、ちょっとトイレ
〈芽果〉……
芽果は燃えていた。
〈芽果〉なぜかしら?
と、柄本会長は戻ってくる。
そして、またもチャンスが訪れる。
芽果は、手を再び差し伸べる。
すると、急に柄本会長は手を動かした。
〈芽果〉(くそ!!またなの!?なんなの?タイミングわるい!!そもそもなんでさっきからタイミング合わないの!?もしかしたら、みんな来てて指示してるとか!?それは、ないわ。だってこの計画は、私と国分先生しかしらない。計画のことはしってても、内容まではしらない。どうしてなの!?ねえ!なんで?
もう、無理やりやるか!?)
〈柄本〉ん?どうした?目が赤いぞ?
〈芽果〉そんなことないよ?
そう、芽果の目は炎のように燃えていた。恋の炎に。
ー 50 芽果のデートプラン6 ー 続く
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