草ww破滅部部室にて
〈椿〉暇だな、なにか依頼とかやることとかないの?
〈要〉せやな
と、そこに誰かが入ってきた。
〈二神〉では、依頼させてもらおう
〈椿〉ん?なんだお前かよ
〈二神〉なんだ、とはなんだ!
〈要〉ようがないなら、早くでていけ、ていうか明日BGFやぞ?あたしら敵やぞ
〈二神〉いや、それが会長がお前たちに手伝わせろと
〈椿〉え?なにをだよ、ていうかあいつはなにを考えてんだよ
〈二神〉さあな。まあ、なにをやるかは教えるから手伝ってくれ。たしかに正直明日までに生徒会だけじゃ、手が足りない
〈椿〉わかった。で?なにをすんだよ
〈二神〉ああ、悪いな。やるのは明日のBGFの広告そして、チラシ200枚を貼ること
〈椿〉は?200枚だって?なにかの間違いじゃ?
〈要〉そやで
〈二神〉いやいや、おれたちもびっくりしてんの。安西先生がコピーを30枚の予定を間違いで300枚刷ったんだ。それで、先生たちがなんとか100枚やってくれみたいなんだが、先生たちはやっぱり仕事もあるし、忙しい。だからのこり200枚をおれたち生徒会に回したそうだ。そういうことだ
〈椿〉ふーん、それをおれたちに?
〈二神〉そうだ
〈椿〉めちゃ時間かかんじゃん!なんでおれらなんだよ!
〈要〉まあまあ、どうせ暇してたんだからいいやん
〈椿〉なんかいやだ!こいつに頼まれるの!
〈二神〉おれもいやだ!こいつ仕事するの!
〈要〉まあまあ、落ち着けって!
〈要〉椿もいいやん、暇やし、それにすぐ終わられせればいいやん
〈椿〉ちぇっ!わかった
〈要〉そんな怒んなよ
〈椿〉わかったよ
そういうと、椿たちと生徒会たちは、明日の広告、チラシなど200枚を校内に貼った。椿は二神とやるなんて地獄だ。と思ったが、本当の地獄は200貼った後だった。
その後、貼った校内の光景をみて、目が点になった。なぜなら、校内が300枚の広告に埋め尽くされていたのだから。恐るべし安西先生、と後に椿たちは思った。
ー 31 恐るべし安西先生 ー 続く
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