今日は土曜日。椿はこの日、あるオアシスにむかっていた。
〈椿〉今日は!ハッピーオープニングだぜ!
と、椿は出掛けた。そうあそこに。
椿はある場所に向かっていた。途中でコンビニでお菓子を買って、その場所に向かう。
その場所とは、要の家だ。この前土曜日に行くと言ったので、要の家に向かっていた。
椿は、家前についた。その家は要のいったとおりお店だった。どうやら造花を売っているお店のようだ。店名は「ウンベラータ」という。すごくきれいなお店だ。かわいらしいお店で、白い扉のガラス越しに色んな種類の花の造花がたくさん並んでいるのが見える。
扉一枚一枚に小さくピンク色で「umbellata」と書かれている。
〈椿〉ウンベラータ?どういう意味だ?
と、椿は白い扉を開けようとしたら要に呼ばれた。
〈要〉椿!こっちや!
〈椿〉ん?要か?どこだ?
〈要〉お前の後ろや!
と、後ろから要がやってくる
〈椿〉うわ!お前のこんなところでなにしてんの?
〈要〉ちょっと買い物や。ん?お前も買い物してきたのか?
〈椿〉ああ、まあなさすがに手ぶらだとなんか嫌でさ
〈要〉そう、ありがとう。で?店の前でなにしてんの?
〈椿〉え?家ってここだろ?
〈要〉あ!そうか、言うの忘れてたわ!この店の裏に自宅があんねん!そこいこうか!
〈椿〉なんだよ!早くいえよ!
そういうと、その自宅に向かう。
椿は家に近づくたびになぜか、恥ずかしいようなもやもやした感情になった。なぜだろう?と何回も考える。
そんなこのを考えていると、そのもう1つの家についた。本当に店の裏だ。
椿は思ったすごくいい雰囲気な家だなって。
そして、椿と要は家の中に入った。
この家は一見、少し古めの民家のような家だ。でも庭も綺麗だし、それに小さめなバルコニーもある。ちょっとお手製感はあるが、綺麗に作ってある。
すごく金持ちの匂いがする。ところが、後で知ったが相当な苦労な日々を送ってこのお店を開業することができたらしい。この話は後程。
ー 53 umbellata編1 ー 続く
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