今日は国分先生が夜勤をしていた。
国分先生はいつもどおり、夜勤をしていた。
テレビみたり、ラーメン食べたり、見回りしたりと、いつもどおりゆるゆるっと夜の当番をしていた。
〈国分〉ねむいな…… そろそろねるか
そして、国分先生は布団を轢いて国分先生は寝始めた。
国分先生が寝たのは夜0時。
2時間後、深夜2時の出来事だった。国分先生は寝返りをうった。
そして、パッと眼を開けるとそこには鏡があった。よく見ると、見知らぬボサボサ頭で長めの髪の女性だった。
〈国分先生〉ぎ…… いやいあああああたた!!!ギャアア!!ま!な、なななな、なにぬねの!!なんただま!!!
と、国分先生は叫んだ。そして、すぐさま携帯を取り出した。
椿宅
〈椿〉ブハハハハ!まじで面白い!ニートくん…… くふふふ!……あはは!!!
と、携帯がなった。ちょっとBluesっぽい音楽が流れる。
〈椿〉うわ!びっくりした!だ!だれ?こんな時間に!?
〈椿〉え?え…… 国分…… 先生??国分先生?なんで?おれの携帯しってんの?
〈国分先生〉『椿!いますぐこい!』
谷武高校・夜勤室
〈椿〉ど!どうしたんですか!?先生!
〈一星〉大丈夫か?
〈国分先生〉う ……?
〈椿〉う?
〈国分先生〉なんで、一星がいんの?
〈椿〉あ、あいや、家が近いから、それで……
〈椿〉で?どうしたんすか?こんな時間に?
〈国分先生〉お、おばけ…… おばけ
〈一星〉へ?
国分先生は、鏡に指を指す。
二人は鏡をみた。
そこに映っていたのは、髪のながいボサボサ頭で髪止めが外れた国分先生が映っていた。
〈国分先生〉.......
〈椿〉国分先……
〈国分先生〉なにも言うな……
〈椿〉………
〈一星・椿〉え(こ、この人もしかして……)
〈国分先生〉誰にも言うな、さもなくば……
と、怖い顔をしていた。そのかわりげのない顔がもはやホラーだった。
ー 32 鏡のおばけ ー つづく
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