前回までは
椿、要、坂梨の三人はあの伝説と呼ばれた新商品・のむレモンヨーグルトという宝を求め、三人は雷イカズチの中!険しい道のりを歩き、学校から一番近いコンビニに向かうのだった!
〈要〉さあ!見えてきた!あのコンビニや!!
〈坂梨・椿〉おうっ!
〈椿〉凄い風と雷だ!一体なんなんだ!はっ!まさか!
〈坂梨〉そうよ!あの宝がっ!近づけないようにと、呪文を唱えたのよ!そして!いままさに!この天変地異が!!
椿たちの目の前は雷や突風といった天変地異が起こっていた。
※椿たちの目の前だけである
〈要〉よし!コンビニに入ろう!
〈坂梨〉はい!
と、三人は険しい表情でコンビニの扉を開けようとした。このコンビニは手動の扉となっているため開く際に使う取っ手が表裏に2つずつついている。
要はコンビニの扉を開けようとするが、なぜか開かない。
〈要〉ん?
〈椿〉どうした?要
〈坂梨〉要ちゃん?
〈要〉いや…… あかへんのや
要は何回も扉をガチャガチャしていた。
〈坂梨〉え?要ちゃん?なにして……
と、坂梨が代わりに扉を奥に押した。
※大事なことなのでもう一度言うが坂梨が代わりに扉を奥に押した。
扉はキュインッともっともらしい音を発して簡単に開いた。
〈椿〉要、おまえ
〈要〉なにも言うな
〈椿〉要はどうやら扉を引いていたようだ!
〈要〉言わないでおくれ!
〈坂梨〉とりあえずハイロウズ?
〈要〉せやなハイロウズ
〈椿〉そだな(ハイロウズ…… ?)
三人はやっと学校近くのコンビニに入った。
三人は、10分ぐらい中を探したがこのコンビニでは売ってなかった。
仕方なく3ぴきのこぶたさんはここから10分ほど歩いたところにあるスーパー千葉D・one柏店に行くことにした。ちなみにこのスーパーの名前の由来はD(drift)・one(一番)、つまり、ドリフトで一番ということらしい。このスーパーの社長兼店主は車好きで昔走り屋だったらしく、ドリフトキングハイトウと呼ばれた男、ドリフトで一番を取った男として有名だ。そこからスーパーで一番を取る!にちなんでドリフトと一番をかけて名付けた。この会社は運よく急成長し、今や千葉県ではあちこちでみるスーパーだ。本当にスーパーでも一番を近々取れるかもしれない。
〈要〉あそこならあるかも!!
〈椿〉たしかに!あそこはなんでも売ってるしな!
〈坂梨〉では行きましょう!
そうすると、3ぴきのこぶたさんは突風と雷に逆らいながらズシズシ!と足を強く音を響きわたせながら歩いた。
すると、D・one柏店に向かう途中ある大きなオオカミに出くわしてしまった。そう髪の毛がツンツンでキバむき出しでいまにも腹ペコでいい獲物がいれば襲いかからんばかりの大きな巨漢なオオカミがそこにいた。
そんのオオカミを見て、椿たちは圧倒されて立ち止まってしまった。
椿たち…… 3ぴきのこぶたたちはそのオオカミにどう立ち向かうのだろうか!?
ー 61 レモンヨーグルト2 ー 続く
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