柄本会長は、椿にむけて、ゲーム中に一方的に言葉攻めをする。それに集中を乱してしまった椿。
このファンタジーチェス雷の書に勝てるのか?
〈椿〉うるせえ!別にいいだろ!あんたには関係ない!
〈柄本会長〉そうか?このゲームの発端はお前たちの部活にあるんだぞ?
〈椿〉発端だと?
〈柄本会長〉そうだ、実を言うとお前のせいで俺はこのBGFとかいう下らない祭りに参加することになった。
だが、なぜか?わかるよな?お前らを潰すために!俺は、この場にいる。忘れたとは言わせないぞ、椿。お前に拒否権なんてないからな。このゲームに負けたら即座に草ww破滅部を解散しろ
柄本会長は上から目線で王様気分のような眼で話した。
〈椿〉う!うるせ!!!
と、立ち上がり、叫ぶ。
モニター側
〈一星〉ん?椿たち?なにか揉めてるように見えるが?俺だけか?
〈道久〉いや、僕の眼にもその様子が見えてる
〈スカイラー〉大丈夫なの?
〈要〉せやな~、けど、あれぐらいで負けわせんやろ?
〈一星〉んー、いやあ…… どうだろ?あいつ、ボキャブラリーすくないからなー
〈要〉それあかんやん
〈一星〉んー、大丈夫だといいが……
一星たちは心配しつつ応援した。
体育館側
〈柄本会長〉いいか、椿。お前に拒否権なんてないぞ、それにおれはべつにお前のことなどどうでもいい。あいつらもそうだ
〈椿〉なんだと!あいつらって生徒会のことか?
〈柄本会長〉そうだ。おれは自分が楽しかったらいい。あいつらは…… そうだな?このチェスでいうならゴブリンだ…… おれの僕しもべだよ。おれのいいなりになればいい未来がある。ちがうか?
〈椿〉あんたは!あんたは!みんなをばかにしすぎだ!いいか!あいつらもおれもあんたの駒なんかじゃない!!一人の人間だ!駒じゃない!お前なんかに俺たちの未来を良くすることはできない!
〈柄本会長〉は?なにいってんだ?お前。あのな、お前の今の状況分かってる?おれが草wwを今すぐ壊すことなんて容易いことを。おれはこの学校を率いるいわば王だぞ?お前らの未来は俺が決める。いいか、それは俺が生徒会長だからだ。お前らでは出来ないことを可能にするのが俺の今の力だ
〈椿〉このやろう!
〈柄本会長〉お前になにがあって草wwをつくったのかしらんが、おまえは潰しがいがある!さあ!こい!このゲームでおまえの心をズタズタにしてやる!!
〈椿〉くっ!いいぜ!あんたをこの場で引きずりおろしてやる!
〈柄本会長〉威勢がいいな!小僧!かかってこい!身の程知らずめ!フッハハハハハハハハハハハハハ!!!!!!!!
生徒会、自分たちの事や草ww破滅部をばかにされ、闘心を燃やす椿。
この闘心で勝つことできるのか?
ー 55 BGF編27 闘心の心 ー 続く
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