やさぐれ英雄と名もなき孤児の少女

月城月華
月城月華

3 ※

公開日時: 2022年3月15日(火) 06:00
文字数:1,003

注意: ヒーローがクズ 乱暴なセックス描写あり 苦手 な人は回避推奨





「ふっ、んっ、いっ」


リオンは、おもむろに少女の唇をふさぎ、戸惑って抵抗がないことをいいことに、開いた唇の間に、舌をねじこんだ。

初めての感覚に、少女は息をつまらせ、舌を追い返し、口を閉じようとするが、それより先にリオンに顎をつかまれ顔を固定されてしまった。


「ふっ、ん、っ、やあ」


少女から、あられもない鳴き声がもれる。


リオンは、少女を気遣いもせず、舌を絡ませ、歯茎をしごき、唾液をのませた。


されるがままに、少女は唾液を飲み込み、キスの仕方をしらないのか、息ができず涙目になっていた。


そのまま口内を蹂躙し、少女が酸欠でぼおっとしたころ、リオンは唇を離した。


つつー、と、唾液が互いの口から糸を引き、艶かしくつたう。


「ふん、全く食指が動かなかったのが、表情だけは色っぽくなったじゃないか。

これなら、勃つな」


そういうと、おもむろに少女の服を剥ぎ取った。

安っぽい少女の、ぼろ切れとも呼べるワンピースは、乱暴に服を剥ぎ取るリオンの手によって、無惨にひきさかれた。


その下から、露になった躰をみて、リオンはさらに眉間に皺をよせた。


凹凸の少ない胸に、骨の浮き出た躰は昨日まで抱いていた女達と比べて、あまりにも貧相で、こんな奴を抱かなければいけないのか、とリオンは嘆息した。


「萎えた。しゃぶれ」


少女の表情を見て、一度は勃ったものの、躰を見て萎えてしまったので、リオンは自身のズボンを下ろし、少女の口元につきつけた。


少女は泣きそうになりながら、おろおろしてリオンに聞いた。


「しゃぶる、とは、どうしたら良いのでしょう?」


はぁっ、とリオンはため息をはき、面倒になったのか、少女の上体を片腕でおこした。


「口を開けろ」


低い声で命令すると、少女の口内に自身のを軽くこすり、ゆるく勃ち上げ、つっこんだ。


「ー、んっ、ごほっ、ん、うぉえ」


恐怖と、吐き気で、必死で抵抗する少女に一言、リオンは言った。


「王命なのだろう?お互いに拒否権はない。ならば抵抗するな、吐くな、俺のものに歯をあてるな」


冷めきった言葉に、暗い目になり、しかし、抵抗をやめた少女を満足気に見やり、リオンは抽挿をはじめた。




やがて、自身が勃つと、リオンは口内からそれを抜いた。

「ごほっ、うぇっ」


えずく少女を尻目に、引き出し二段目から、香油の瓶を取り出した。

これがあれば、スムーズに挿れることができるからだ。少女のためではない。

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