とうとうカクヨムで投げ銭的なシステムが実装された。実装されますというお知らせには気づかずにきたので、直前になって知り、驚いた。
以前から、カクヨムではPV報酬の他に、投げ銭機能が実装予定だという噂を聞いて、ダブルチャンスを狙っていた。が、投げ銭が実装されそうな気配はないまま時が流れ……ここまでけっこう長かったなぁ……。
待ち望んでいたシステムだが、私のような底辺作家は投げ銭には期待できないということがもう分かっている。ノベリズムやnoteでも投げ銭的な機能があると聞いて活動を始めたのだが、まだ一度も投げ銭をいただいたことがないのだ。
投げ銭については今は、いただく側として考えるのではなく、ノベリズムで、いただいた報酬を換金せずノベポイントに変えて、こちらから好きな作品に投げ銭するのはどうだろう……などと考えている。
考えてはいるが、時間が足りなくてできそうにない。遅読すぎる。
少し読むのがやっとだと、短編に投げ銭することになるかもしれない。が、それも作家様的には微妙な気持ちかもしれない。一生懸命何日もかけて書かれた長編ではなく、数百文字や数千文字の短編が評価されるなんて、と。
しかし何日もかけて書かれた作品は何日もかけて読む必要があり(私の場合)、長くなればなるほど読解にも時間がかかるのだ。長編をポンポン読んで評価などできそうにない。
さて、PV報酬制のアルファポリスではずっと収益を得ているので、投げ銭はハードルが高いが、アルファポリスのPV報酬ではお小遣い稼ぎできると分かっている(同じPV報酬でもサイトによって還元率に違いがあり、私はまだアルファポリスでしか換金できていない)。
また、アフィリエイトの収益も、換金できるほどではないが、たまに入っている。私にとっては投げ銭していただくより、何かを買ってもらうとかPV報酬とか、そっちの方が可能性がありそうだ。
でもカクヨムはユーザー様も多いし、「この人の作品面白いから応援する」という天使が現れる希望も捨てずにおきたい。
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その後、カクヨムサポーターズパスポートに関するお知らせメールを読んでいて「ん?」となった。
読者様から受け取った「ギフト」の数に応じてリワードが付与されるそうなのだが、そのあとの文章に「なお換金可能な下限リワード引き下げは、2022年中に実施予定です。詳しくは、こちらのサポパス作家向けQ&Aをご覧ください。」とある。
https://kakuyomu.jp/info/entry/klp2nd_qanda
早速リンク先を見ると、「2022年には換金申請が可能となる下限リワード数の引き下げを行う予定です。なお新たなリワード申請条件や変更スケジュールといった詳細は、準備ができ次第改めてお知らせいたします。」と書いてあった。
マジか。知らなかった。
2022年中!? よっしゃー!!
換金1000円からにしてくれたら、私でもいけそうだ(現在1079リワード貯まっている)。
2000円だったらまだ無理っぽいけど、3000円よりはチャンスが近くなる。楽しみだ。
「サポパス作家向けQ&A」であるというところがほんのちょっと不安だが……。普通のカクヨムロイヤルティプログラムのリワードも含まれるのだろうと思っている。
カクヨムには、レビューコメントが書けたり自主企画を立てられたりと、面白い機能があるし、ユーザー様も多い。自主企画を立てるとけっこう、私の作品を読んで評価をくださる方もいた。アルファポリスに比べ、過去作品を読んでいただきやすい気もする。
今まで、カクヨムでどんなに活動しても換金できる見込みがなかったからモチベーションが下がっていたが、換金可能額引き下げの予定があるなら、もうちょっと気合い入れて活動しても良いかもしれない。
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