もっと強く、もっと速く、あたしはマシンを磨いていきたい!
そのための場所が、ミニ四駆部だ!
「えー、あたしのレースに、何でだかわからないけど、こんなにも多くの人たち、高等部のセンパイまで来ていただいて、応援してくださって、どうもありがとうございました。
何とか、こう、勝つことができまして、これで、生徒会長から条件として出されていたこともクリアできたので、これで堂々と、ミニ四駆部として活動できるのかな、と思っています。
ミニ四駆は、こんなにちっちゃいけど、でも、あたしの夢、夢っていうとなんだかはずかしいけど、でも夢が詰まってます。
あたしは、レースで勝ちたい。ミニ四駆チューナーなら、みんなそう思ってます。二位とか三位とかになるためにマシンを作るんじゃなくて、勝ちたい。みんな、勝つためにマシンをつくって、勝つためにレースをしています。そのために、いろんな工夫とか、難しい改造とかも、なんとかやってます。
でもおんなじくらい、楽しく走らせたいとも思ってます。さっきと言ってることがちがうけど、でも負けることも受け入れて、そういう勝ったり負けたりしながら、速くなっていければいいなって。そのためには、やっぱり中途半端じゃダメで、やるからには全力で、だからこそ楽しくなるんじゃないかなって。そのための場所として、みんなでそういうことができるための場所として、このトゥインクル学園にミニ四駆部がほしかった、それがようやく実現できそうです。
正式な手続きはこのあとになりますけど、今回きてくれたひとの中で、ミニ四駆に興味をもってくれたひとがいたら、是非、ミニ四駆部に来てください。一緒にはしらせましょう!
今日は本当に、ありがとうございました!」
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