人形たちのサナトリウム

- オーナレス・ドールズ -
片倉青一
片倉青一

3-8「ゆえにわたしは、人形に仇成すものを討つ」

公開日時: 2020年10月27日(火) 18:00
更新日時: 2021年12月15日(水) 15:27
文字数:7,549

 イリーナさんの感情と同化したわたしを打ちのめしたのは、底知れない絶望でした。


 いかなる手段をもってしても、シティ・プロヴィデンスには未来が無い。

 人形は、ヒトに仕えるための存在です。同時に人形は、心ある人工物です。万全に使われ、ヒトへ貢献することこそが、人形に共通する本懐です。

 そんな人形たちが、仕えるべき主人たちに未来が無いと結論したなら。それも、人形の存在そのものが原因で、主人たちの未来が閉ざされたのだと悟ったなら。

 彼ら、彼女らの絶望は、いかほどだったでしょうか。


「……そう……だったんですね」


 シティ・プロヴィデンスは、ヒトの求めに応じて正しく発狂したのです。


 水筒一つを持たされて暗闇の大海原に放り出される、くらいの覚悟はしていました。

 ですが、この絶望はまるで、持たされた水筒に海水が詰められていたかのようです。

 一介の看護人形ごときが推測しうる絶望などたかが知れているのだと、地獄の深さを数えることに終わりはないのだと、改めて突きつけられました。


 今、わたしは大きな教会のような建物にいます。大量の蝋燭が灯されていますが、ちらりとも揺れません。

 長椅子には、病み、老い、薄汚れた格好のヒトや人形が、無数にもたれていました。彼らもまた、ぴくりとも動きません。

 計算シミュレーションの時間遷移が停止しているのです。


 そんな中、祭壇にひざまずき、祈りを捧げている人形が一体。

 金髪。痩せぎす。一糸まとわぬ姿はさておき、パンタグラフ様のアンテナが露出しているというのは、このような状況にあってもわたしまで恥ずかしくなってしまいます。


「こんばんは、イリーナさん」


 声をかけたところ、彼女がはっと顔を上げ、緑色の瞳がわたしを映しました。


「……あ、お……じゅ、うじ」

「いいえ。思い出してください。わたしはあなたの主担当、看護人形のハーロウです」


 蝋燭の明かりを受けてほんのり輝く凝脂の肌に、怯えの陰が差しました。


「どうか怖がらないで。わたしは、あなたを咎めません。あなたは、わたしのっ……大切な、患者さん、です……っ!」


 身勝手な涙が頬を伝っていく感触を自覚します。

 我慢できず、言葉が喉につっかえて、嘔吐するようにわたしは告白しました。


「わたしは、勝手にっ……あなたの、心を覗きました。あなたの、ひどい絶望を、勝手に知りました。この絶望は、あなただけのものなのに。軽々けいけいに覗き見しては、いけないものなのに」


 分かっています。インフォームド・コンセントの手続きを踏まずに介入共感機関の拘束を解除するということは、患者さんの心へ土足で踏み入るということ。勝手に麻酔をかけ、メスを入れるのと同じこと。わたしは銃にも勝る暴力性を十二分に承知したうえで、イリーナさんへ介入的に共感しました。

 分かっては、いるのです。けれど、イリーナさんを目の前にして、わたしは改めて己の行いを悔い、恥じざるをえませんでした。わたしにできることは、安易に謝罪の言葉を口走らないことだけでした。


 イリーナさんは呆気に取られた様子で、首を傾げました。


「……どうして、泣いているんですか?」

「それは……」


 イリーナさんに心を踏み荒らされたという自覚が無いとしても、免罪符にはなりません。同意なく介入共感機関の拘束を解除し、人形の精神状態を食ったという事実は変わりません。


「……わたしの、勝手な都合です」


 上腕を持ち上げて、半袖の看護服で涙を拭います。

 気を取り直さなければ。わたしは、イリーナさんを取り戻すために介入共感機関の拘束を解いたのですから。


「わたしはどうにかして、あなたのお役に立ちたいと思っています。世界中の誰もがあなたを許さなくても、わたしはあなたの全てを肯定します。だから、お話ししましょう。あなたの現在と、あなたのこれからについて」

「私の今と、これから」

「そうです。あなたは今、何を思っていますか?」


 イリーナさんは小さくうなずき、話し始めました。


「……私は、プロヴィデンスを再建、しないと……いけないんです」

「はい。あなたが得た、より良い未来の解ですね。全てをやり直す。創造主つくりぬしの命に従って方舟を造ったノアのように」


 イリーナさんが消え入りそうな吐息と共に「はい」と漏らし、首肯します。


「あなたは、絶対にノアにならなければいけないんですか?」

「……それは、どういう……?」

「あなたが計算したより良い未来を、わたしは否定しません。ですが、あなたがそれを実現しなければならないだなんて、わたしにはとても思えないんです。イリーナさん。あなたの分類は何ですか?」

「……保安人形シェリフ、だったはず……です」

「はい。シティの犯罪を予防し、起きてしまった犯罪の捜査と犯人の逮捕を遂行する。それが保安人形だと聞いています。あなたのお仕事に、シティの再建は含まれていますか?」

「それは……」


 イリーナさんはうつむき、黙りこくってしまいました。非難的な調子にならないように、わたしは努めて穏やかな声音を作ります。


「こんなことをわたしが言うのは、おこがましいことです。勝手にあなたの心を覗いて、あなたの決意を揺るがしている。だけど、患者さんが身の丈に合わない仕事を背負いこんで、壊れてしまうのを、看護人形のわたしは見過ごせないんです」


 イリーナさんはぎゅっと身を抱いて、縮こまってしまいました。


「わたしたち人形は、道具です。ハサミで字を書くことはできます。ハサミの先にインクを付ければ、字を書けます。けれど、字を書くならペンを使えばいいはずです。同じように、あなたが世界をやり直すノアになる必要は、ないはずなんです」


 必死で訴えます。あなたが得た解は間違っていないけれど、あなたがそれを絶対に実行する必要はないのだと。


「あなたはずっと、暗闇の中にいました。そのうち、あなたはあなたの身の丈を見失ってしまったのではありませんか?」


 イリーナさんは、じっと考えこんでいました。今のイリーナさんはわたしより遙かに高速に計算できるはずです。ご自身が気づいていない可能性に、気づくことができるはずです。

 だからわたしは、じっと待ちました。

 やがて、彼女が顔を上げました。


「でも……それでも、私は……シティで最後の、生き残り……だから……」

「え……」


 たった一言に含まれた、些細な違和感。


 シティで最後の生き残り。


 イリーナさんは、シティ・プロヴィデンスへ派遣された調査団の一員だったはずです。

 シティ・プロヴィデンスに蔓延したミームに汚染され、当院に搬送された時点におけるフィリップ-アイザック検査の結果は人格消失で、彼女は環境に適応して人格を――


「――そんな、まさか」


 天地がひっくり返った、あわ立った皮膚が裏返った、読解している気になっていた文章が実は全く意味を成さない記号の羅列だった――

 唐突に自覚した、とても受け入れがたい認識の転換パラダイムシフト


「……ちょっと話題を変えましょう。イリーナさん。あなたにお伺いしたいことができました」

「何ですか?」


 わたしは唾液を飲み、震えそうな喉を押さえつけました。


「あなたの創造主つくりぬしは、どなたですか?」

「え……?」

「わたしの親は、バンシュー先生です。わたしは先生に、看護人形として造られました。ひるがえって、あなたの親御様は?」


 一点物ワンオフであれ、量産品であれ、その設計は必ず一等人形造形技師が担います。

 設計に従って量産品を製造したり、所有者のオーダーに応えて設計の許容範囲で量産人形を改造するのが、二等人形造形技師。

 人形は、それぞれの人形造形技師を創造主つくりぬし、つまり『親』と認識します。

 わたしのように親元で運用される人形は少数派だそうですが、人形は自身の親を必ず覚えています。


「それ、は……」


 イリーナさんは首振り人形バブルヘッドのように頭をぎくしゃくと揺らし、たどたどしく言葉を引っ張り出します。


「わた……私の、お、親……? わた、し、は、シティに……造られ……いいえ――」


 ああ。

 なんてこと。


 イリーナさんが持っていた最古の記憶は、シティ・プロヴィデンスの行き詰まった初期値。

 それが意味するところを、わたしは今の今まで、理解できずにいたのです。ずっと観察していたのに、今も共感しているのに、理解が追いついていなかったのです。


 バンシュー先生は、間違っていませんでした。

 イリーナさんは、アンナ看護長とラカン先輩を壊した、あの時に失われたのではありませんでした。もっと前から、とっくに失われていたのです。


 レーシュン先生は、正しいことしか言っていませんでした。

 狂気が環境に適応した結果としてイリーナさんの人格が現れたのだ、という本当の意味を、わたしは理解していませんでした。確かに、あの時の彼女は安定していました。レーシュン先生にとっては、そのことだけが重要だったのです。


 調査団の一員だったイリーナさん。肉体だけが残り、模倣脳が狂気のミームに冒されたイリーナさん。狂気が環境に適応した結果として表出したイリーナさん。


 わたしが信じていた『イリーナさん』なんて、最初から当院には存在しなかったのです。

 存在したのは、シティ・プロヴィデンスの悪夢。先生たちがそれを『イリーナ』と呼んでいただけ。


 研修時、バンシュー先生が人形の精神構造について講義してくれたときのことを思い出します。



『――まとめよう。現在普及している人形の精神構造設計は、東洋において発展した唯識論をベースとしている。唯識論の画期性は、ただこころのみである、と喝破した点にある。そして、ただこころのみがあるならば、それは即ちこれ実体の無い無常のものであり、これをして色即是空という。乱暴に言うと、僕たち人形造形技師は、哲学的ゾンビを実装して、人の形をしたモノがあたかも心を宿しているかのように見せる、狡猾で自覚的な傀儡くぐつ回しだ。僕たちヒトは人形に心があると錯覚し、君たち人形はヒトに心があると錯覚する』



 あるいは。



『――もっとシンプルに言おう。君の精神は君の外側にあり、君が感覚している世界は君の内側にある。間違えてはいないよ。心が外、世界が内だ。その区別でさえ、さしあたっての認識に過ぎない。一等人形造形技師は、くうしきとして実装する詐欺師に他ならない』



 回転するお面の両面が出っ張って見える、ホロウマスク錯視をご存じでしょうか。お面を回転させていくと、ある瞬間、凸面に見えていた部分が凹面だったと判明するアレです。光の当て方を工夫することで、凹面を凸面のように見せることができます。

 お面の凸面が凹面に切り替わる瞬間の、あの何とも言えない不気味さに似た感覚を、わたしは感じていました。


「イリーナさん……いえ、イリーナと呼ばれていた、誰か。わたしは常に人形の味方です。あなたが全てヒトに害あるもの、毒あるものだとしても、わたしはあなたを肯定しました」


 後の世にて狂気と判定されたシティ・プロヴィデンスのミームは、実際には正気な人形網絡シルキーネットの議論と検証に基づいて下された判断でした。どれだけ常軌を逸した結論に至ったとしても、手続き、議論、決定は、正当に行われたのです。だからわたしは、当時の人形たちが下した決断を否定しません。


 ですが、これは違います。

 わたしが、看護人形の誰もが、イリーナさんだと思っていた誰か。

 狂気と呼ばれるミームが適応のために生成した、人格のように見える何か。


「わたしの使命は、観察、理解、共感。わたしは使命に忠実であり、わたしに託された人形の幸福のためにわたしの全てを捧げます。これまでも、これからも」


 言わずとも真意は伝わりました。


 ――あなたは、わたしが立てた誓いの対象外なのです。


 凸面に見えていたイリーナさんの顔が、急に凹面になりました。


「あなたは、人形に仇成すものです」


 シティ・プロヴィデンスの再建も、二大株の奪取も、もはやわたしには関係ありません。

 人形に擬態し、他の人形を計算資源として使い潰すことしかできないものを、野に放逐するわけにはいきません。


「……あなたは、私を討つんですね」


 わたしの知るイリーナさんの声なのに、顔かたちが凹面になっているからか、声はどこかくぐもって聞こえました。


「はい。わたしは、あなたを終了シャットダウン……します」


 覚悟を決めようと、きっぱりと言いました。けれど、覚悟は決まってくれませんでした。


「……だから、抵抗してください。きっと、無意味でしょうけれど。あなたには、わたしを恨む筋合いがありますから。わたしは、あなたにとって、理不尽そのものですから」


 これはわたしの不徳が招いた事態です。もっと早く気づいていれば、四ヶ月も歩く死体を放置することはなかったでしょう。調査団の一員だったイリーナさんを冒涜し続けることはなかったでしょう。


 凹面の彼女が、獣か、あるいは鳥が鳴くような金切り声を上げました。

 文字通り両手を伸ばし、わたしへ襲いかかりました。鋭く硬い爪がメキメキと伸び、わたしの頭蓋を潰れたトマトのごとく切り潰そうと迫ります。

 ここは、彼女が構築した世界。現実世界よりもたやすく、いかような姿にも変身できます。


 ですが。

 猛烈な膂力をもって振るわれた彼女の爪は、わたしのナースキャップに触れた端から粒子状のノイズとなって雲散霧消してしまいました。


「何の言い訳にも、なりませんけど。わたしは本当に、あなたの味方でした。あなたの幸福のために、わたしはわたしの全てを捧げたかった。いつか、ここから飛び立つ日まで、最後まで、あなたの味方でいたかった」


 もはや、わたしの言葉は彼女に届いていないでしょう。それでもわたしが語るのは、せめてもの償いです。

 彼女は聖堂の天井を衝くほどに巨大化しました。蝋燭の明かりが彼女の顔を下から照らし、凹面だった顔が一瞬だけ凸面に戻りました。イリーナさんの顔は、苦痛と憤怒と諦念で歪んでいました。


 あれはイリーナさんではない。人形に仇成すものだ。

 分かっているのに、涙が溢れるのをこらえられませんでした。彼女は被害者で、わたしは理不尽の権化で、わたしに泣く資格なんてないのに。


「っ……わたっ! わたし、はっ……わたしの、してきたことは……! 一体、何だったん、でしょうね……! わたしはあなたの、味方でいたかったのに! どうしてっ……あなたは、人形に仇成すものだった、んでしょうね……!」


 彼女は、確かに存在した人格です。狂気が環境に適応して擬態したものだとしても、彼女は確かに存在して、わたしと対話していたのに。わたしは彼女の助けになりたかったのに。

 彼女は人形に仇成すもので、わたしは彼女を認めるわけにはいかなくて。


 わたしを押しつぶそうと迫る巨大な足の裏を、わたしは片手ではねのけました。彼女は無様に転び、精緻に再構築した祭壇を自重で圧壊させてしまいました。わたしがはねのけた彼女の足は、くるぶしから先が消失していました。

 彼女は身を起こし、膝立ちになって、凹面の顔で訴えました。


「私の、味方でいたかった、のに? どうして……あなたまで、私を傷つけるの、ハーロウさん。どうして、あなたまで、私の邪魔をするの? あなたも、私を責めるの?」


 不意の問いかけに、心臓が凍りつくような感覚を覚えました。

 言葉が届いていた。


 わたしは目を閉じ、息を吸って、吐いて、目を開き、震える声で告げました。


「あなたに、罪はありません」

「だったら、どうして、放っておいてくれないの?」

「あなたが、災害だからです」

「私が……災、害……」


 この上なく端的で、効果的な否定。


「恨んでください。憎んでください。嫌ってください。わたしは、あなたの怨嗟と、憎悪と、嫌悪を、甘んじて受け容れます」


 彼女が悲痛な感情を伴った、耳を聾さんばかりの咆哮を上げました。びりびりと聖堂が振動し、天蓋を覆っていたステンドグラスが粉々に割れて降り注ぎました。わたしを貫くために、聖堂内部に限って時間遷移を進めたのでしょう。

 ですが、十分な重力加速度を得たガラスの破片でさえ、わたしには傷一つ付けられません。


 わたしがターシャリで介入共感機関の拘束を解除した場合、わたしは対象への完全な上位権限を有してしまいます。


「ずるい……! どうして、あなただけが正しくて、私だけが正しくないなんて、そんなの、ずるい!」


 彼女は踏み潰した祭壇を左手で掴み、わたしへ投げつけました。巨大な質量は、わたしに触れた瞬間に漂白され、消え失せました。

 この場において、わたしは絶対に正しい存在です。絶対に正しい存在なんて、存在すべきではないのに。

 彼女は無数の蝋燭を灯した燭台を掴み、わたしへ投げつけました。木製の長椅子に火が移り、わたしは炎に巻かれました。腕を一振りするだけで、炎が消え失せました。


「ずるい……ずるい、ずるいずるい……ずるい!」


 抵抗しろと言ったのは、わたしです。けれど、彼女の哀れで無残な姿を、もう見ていられませんでした。見ていられないというのも、わたしの勝手な都合です。自己嫌悪で、どうにかなりそうでした。

 他の結末があったのではないか。そんな都合の良い迷いを抱きながら、告げました。


「もう……眠ってください。あなた、もう長いこと、眠っていないでしょうから」



 わたしは右腕を上げ、彼女を指差しました。


「あ――」


 ただそれだけのことで、彼女の漂白が始まりました。

 彼女の失策は、人形に擬態して精神こころを得てしまったこと。

 加えて、人形の精神に対する完全な上位権限を有するわたしに出会ってしまったこと。


「ああ――」


 白く薄れていく彼女を尻目に、わたしは世界に向けて右腕を振りました。

 精神こころの世界が、わたしの権限によって漂白されていきます。

 まずは大聖堂。粉のように、霧のように、漂白され、燃え尽きる灰のように消失しました。

 精緻に再構築されたシティ・プロヴィデンスの全容が見渡せるようになりました。


 現代とはとても思えない、文明が後退した街並み。わたしは歴史にあまり詳しくありませんが、ガス灯が灯っていたり、馬車が街道を走っていたり、煤煙を吐き出す工場から全く処理されていない汚水が川へ垂れ流されていたりと、おそらくは数百年前であれば見られたのであろう風景が広がっていました。


 わたしは右腕を横なぎに振り、視界にある全ての漂白を始めました。

 長い脚を軸にして、くるり、くるりとコマのように回りながら腕を振り、この世界の全てを漂白します。

 こんなことができてしまうから、わたしは介入共感機関が大嫌いなのです。


 共感すべき情報を失うたび、わたしの意識も漠然としていきます。


「……さようなら、イリーナさん」


 最後にそう言い残して、わたしは介入共感機関を再拘束しました。

 意味は無いけれど、念入りに。二度と拘束を解除する機会が訪れないよう、祈りながら。



 ぼくは

 世界のてが

 自分自身の夢のなかにしかないことを

 知っていたのだ


 寺山修司 (1982). 懐かしのわが家. 朝日新聞 東京本社版 1982年9月1日夕刊, p.5.


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