(〇〇さんはできるのに)なんで出来ないの?
親が子どもに、教師が生徒に、上司が部下に……
上の立場から下の立場へと投げかけられる事が多い言葉。
大抵の人は「相手に出来るようになって欲しい」ためにこの言葉を口にしているのだろう。
しかし、言われた側は「なぜ出来なかったんだろう」と理由を探したり「みんなできる事なのに私はダメな奴なんだ」と自信を失くしてしまう事が多い。
なぜ、自分が出来るから他人にも出来るはずだと思い込んでしまうのだろう。
なぜ、すぐに出来るようになると思ってしまうのだろう。
得意不得意が人によって違うように、物事を可能にさせるスピードも様々なのに。
「なんで出来ないの?」という否定の言葉を使ってしまえば、その人は自分を責める事になる。
「どうしたら出来るようになるのか」を知りたいのなら、含みのない言葉で素直に伝えればいいだけじゃないか。
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